サルコイドーシスさるこいどーしす

サルコイドーシスは、全身の臓器やさまざまな部位に炎症が生じ、肉芽腫という硬いブツブツしたもの[結節(けっせつ)]ができる病気です。
原因は不明ですが、遺伝的素因、環境素因、免疫学的素因などが複雑に絡んで発症すると考えられています。
多くは自覚症状がなく、健康診断や別の理由で行った胸部X線検査でみつかることが多いです。
多くの場合、自然に治るため、臓器障害などがなく症状が軽微な場合には治療をせずに経過を観察しますが、必要に応じて全身検索をすべきです。
20歳代と50歳以上に多くみられます。

サルコイドーシスの症例画像

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

相談できる病院を探す

皮膚のトラブルになった時に大事なのは、専門性の高い医師に相談すること。
あなたに合った病院・医師を見つけましょう。

  • 本コンテンツに掲載されている情報は、医学監修者の意見に基づき掲載しておりますが疾患についての一般的な情報に留まるものであり、診断や診療を行うものではありません。診断や診療を必要とする方は、必ず適切な医療機関を受診してください。
  • 本コンテンツに掲載されている情報は、病気の典型例に基づいたものであり、情報がすべての方に当てはまるわけではありません。
  • 本コンテンツの情報や利用に関して発生した損害などに対して、弊社ならびに監修者は一切の責任を負いません。
参考:
本コンテンツに掲載している皮膚疾患の一覧
  • 今後もさらに疾患を拡充する予定です