蒙古斑もうこはん

蒙古斑は、赤ちゃんのお尻や腰にみられる青いあざのことをいいます。
発達過程の異常で、メラニン色素を作り出す色素細胞(メラノサイト)が真皮に残ってしまうことが原因だと考えられています。
生後1週から1ヵ月頃までに、お尻や腰に青いあざがあらわれますが、多くの場合、10歳頃までに自然に消えていくため、治療は行わず、経過観察で対処します。まれに大人になっても残る場合や他の部位に出ること(異所性蒙古斑)もあります。

蒙古斑の症例画像

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

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参考:
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