汗疱(異汗性湿疹)かんぽう(いかんせいしっしん)

汗疱は、手のひらや足の裏などに2~5mmほどの小さい水ぶくれや皮むけが突然生じる病気です。
汗をかきやすい人や夏場に生じることが多いため、汗と関連性があると考えられています。また、金属アレルギーやアトピーなどの体質、ストレス、喫煙なども関連していると考えられていますが、原因は不明です。
水ぶくれの周りが赤くなったり、白く濁ったりすることがあります。基本的にかゆみを伴うことは多いが痛みはなく、 手のひらや足の裏、指と指の間・側面などに多く発症します。
小児から思春期の若い年代によくみられます。

汗疱(異汗性湿疹)の症例画像

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

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参考:
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