尋常性魚鱗癬じんじょうせいぎょりんせん

尋常性魚鱗癬は、腕や脚の皮膚が乾燥してゴワゴワと硬くなる病気です。遺伝子の異常により、皮膚のバリア機能が正常に働かないことによって生じます。硬くなった皮膚は、ひび割れて魚の鱗のようになります。軽症であることが多く、乾燥以外の自覚症状はあまりありませんが、まれにかゆみを伴うことがあります。 子どもに多く、成長とともに症状は落ち着きます。症状は冬になると悪化する傾向にあります。

尋常性魚鱗癬の症例画像1

尋常性魚鱗癬の症例画像2

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

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参考:
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