尋常性疣贅はいわゆる「いぼ」のことで、小さな傷からヒトパピローマウイルスに感染することで起こります。全身のどの部位でもみられますが、とくに手足や指に多く見られます。
皮膚の表面がブツブツと硬くなり盛り上がった数mmから数cmの大きさのいぼが単発もしくは多発し、複数のいぼがつながって大きくなることもあります。
通常は痛みやかゆみはありません。足の裏のイボはよく“うおのめ”と誤診されていますが、土踏まずにあるのはほとんどがイボです。
尋常性疣贅【いぼ】の症例画像
監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生