皮膚の表面に角質がたまってできる直径1~2mm程度の小さなできものを稗粒腫(はいりゅうしゅ)
と呼びます。
生まれつき稗粒腫を持っている場合もありますが、外傷ややけどによる皮膚の治癒過程で生じることもあります。
1~2mm程度の大きさで白色~乳白色の小さめのブツブツ[小丘疹(しょうきゅうしん)]した盛り上がり[隆起(りゅうき)]がみられます。からだ中にできますが、まぶた、目元や鼻先、顎などに多くみられます。
外傷が原因の場合は、自然に消えることもあります。
さまざまな年齢層で生じる可能性がありますが、新生児や成人女性に多くみられます。
はい粒腫の症例画像
監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生
皮膚のトラブルになった時に大事なのは、専門性の高い医師に相談すること。
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