風疹【三日はしか】ふうしん

風疹は、風疹ウイルスに感染することによって引き起こされる感染症で、一般的に「三日はしか」とも呼ばれています。 飛沫感染、接触感染により感染します。原因ウイルスに対して免疫を持たない人が感染すると、2~3週間後に病気を発症しますが、症状が軽いか、症状がないために感染したことに気付かないこともあります。風疹の症状として、全身のリンパ節がはれあがることがあり、耳の後ろや頭の後ろにあるリンパ節が腫れる特徴があります。また、数日後に軽い発熱とともに、軽いかゆみを伴う赤い発疹が、顔、頭から始まり、全身に広がります。目の充血が見られることもあります。麻疹とは違い、風疹は3~5日で跡を残さずなくなります。 妊娠初期の女性が風疹に感染すると生まれてくる赤ちゃんに障害がでることがあるため、注意が必要です。5~15歳の小児で多くみられます。

風疹【三日はしか】の症例画像

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

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参考:
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