梅毒(バラ疹)ばいどく(ばらしん)

第Ⅰ期梅毒の症状が改善して4~10週間ほど経過した後に、粘膜や皮膚から体内に侵入した梅毒トレポネーマが血液によって全身に運ばれることで、第Ⅱ期に分類されるばら疹を発症します。 ばら疹は、微熱や全身倦怠感を伴い、5mm~2cm程度の淡い赤い発疹[紅斑(こうはん)]が全身にあらわれます。手のひらや足の裏に多くみられ、自覚症状はありません。数日でなくなります。

梅毒(バラ疹)の症例画像

監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生

相談できる病院を探す

皮膚のトラブルになった時に大事なのは、専門性の高い医師に相談すること。
あなたに合った病院・医師を見つけましょう。

  • 本コンテンツに掲載されている情報は、医学監修者の意見に基づき掲載しておりますが疾患についての一般的な情報に留まるものであり、診断や診療を行うものではありません。診断や診療を必要とする方は、必ず適切な医療機関を受診してください。
  • 本コンテンツに掲載されている情報は、病気の典型例に基づいたものであり、情報がすべての方に当てはまるわけではありません。
  • 本コンテンツの情報や利用に関して発生した損害などに対して、弊社ならびに監修者は一切の責任を負いません。
参考:
本コンテンツに掲載している皮膚疾患の一覧
  • 今後もさらに疾患を拡充する予定です