アトピー性皮膚炎は、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や皮膚のバリア機能が弱い人(乾燥肌)に多くみられる皮膚のかゆみと炎症を伴う病気です。
主な症状は「湿疹(赤いブツブツ)」と「かゆみ」です。皮膚がカサカサして赤みをおび、皮がむけたり、じゅくじゅくとただれることもあります。症状は良くなったり悪くなったりを繰り返し、経過が長期にわたることが特徴です。慢性化するとゴワゴワ盛り上がったり黒ずんだりすることもあります。
湿疹は左右対称にできることが多く、おでこ、目や口のまわり、耳のまわり、首、わき、膝や肘の内側などによくみられます。
アトピー性皮膚炎の症例画像1
アトピー性皮膚炎の症例画像2
監修:京都大学 皮膚科 名誉教授 宮地 良樹 先生
皮膚のトラブルになった時に大事なのは、専門性の高い医師に相談すること。
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