病型に応じた対策

角化型疥癬

角化型疥癬の感染予防対策

隔離

個室に隔離して、治療を始めましょう。

隔離をするときは、患者さんの同意をとりましょう。

隔離の期間は治療開始後、落屑が飛び散らなくなるまでで、期間は1~2週間が目安です。

個室に殺虫剤を使用しましょう。

隔離開始時と終了時に殺虫剤を使用しましょう。
掃除は、モップ・粘着シートなどで落屑を回収後に、掃除機で隅々まで清掃しましょう。

身体介護

予防着や手袋を着用しましょう。

着用期間は隔離している間だけで構いません。
※患者さんの基礎疾患によってはマスクの着用も必要です。
使用後の予防着・手袋は落屑が飛び散らないように、「ビニール袋」などに入れ、再利用は避けてください。

リネン類の管理

シーツや寝具、衣類は毎日交換しましょう。

洗濯物はビニール袋に入れましょう。

ビニール袋に入れる際に落屑が飛び散らないようにしましょう。その後殺虫剤をビニール袋の中で噴霧し、24時間密封します。
衣類を家庭に持ち帰っていただく場合でも、同様にビニール袋に入れ、殺虫剤を使い、24時間密閉した後に渡しましょう。

殺虫剤を使わない場合、洗濯物は50℃以上で10分間以上熱処理をしましょう。

熱処理した後に、通常の方法で洗濯しましょう。
洗濯できない物は、乾燥機、アイロンなどで熱処理することも有効です。

居室・環境整備

患者さんが使用した直後のトイレや車椅子、ストレッチャーなど、共用するものには注意が必要です。

ヒゼンダニや落屑が残っている可能性があるため、下記のような対策が必要です。

  • 直接触らない

  • ウエットティッシュで拭き取る

  • 患者さん専用にする

  • 殺虫剤を使用する

ベッドマットの表面は、清掃用粘着テープを用いて落屑をとることが有効です。

その後、必要に応じて落屑が残らないように丁寧に掃除機をかけます。

居室の床は落屑を残さないように丁寧に掃除機をかけましょう。

可能な限り、朝・晩の1日2回行いましょう。

入浴

角化型疥癬の患者さんの入浴順は最後にしましょう。

角質層はお湯につけてふやかし、ナイロンタワシやブラシなどを使ってしっかりと落としましょう。

落屑が残らないように掃除しましょう。

入浴後は浴槽や浴室の床の掃除を行いましょう。
また、脱衣所などにも掃除機や殺虫剤を使用しましょう。

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