褥瘡の概要
疫学
有病者の特徴
褥瘡有病者は次のような特徴を有していることが明らかになりました。
褥瘡有病者の特徴
年齢 | 一般病院、大学病院、精神病院では75~84歳の占める割合が最も多かった。 |
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性別 | 男女比は、一般病院、大学病院では、男性の割合が半数を超えていた(各54.8%、59.2%)。一方、療養病床を有する一般病院、精神病院、小児専門病院、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、訪問看護ステーションでは、女性の割合が半数を超えていた(各50.7%、53.3%、51.3%、64.6%、71.6%、57.0%)。 |
日常生活 自立度 |
療養場所別で最も多い日常生活自立度は、8施設中全施設がC2の自力で寝返りもうてない(一般病院63.4%、療養型病床を有する一般病院73.3%、大学病院54.5%、精神病院33.3%、(B2と同数)、小児専門病院71.8%、介護老人福祉施設62.5%、介護老人保健施設40.2%、訪問看護ステーション44.0%)であった。 |
日本褥瘡学会, 褥瘡会誌(Jpn J PU), 20(4):423-445, 2018