投与にあたっての注意

投与にあたっての注意

■ ファムビルのPIT*による短期間投与**処方の際のチェックリスト

* Patient Initiated Therapy:あらかじめ処方された薬剤を初期症状に基づき患者判断で服用開始する治療方法
** 通常、成人にはファムシクロビルとして1回1000mgを2回

処方の際のチェックリスト

①下記の項目をご確認の上、処方してください。

<患者背景>

  • 単純疱疹(口唇ヘルペス又は性器ヘルペス)の同じ病型の再発を繰り返す患者である(臨床症状に基づき確認する)。
  • 同じ病型の再発頻度が年間3回以上の患者である(問診等により確認する)。
  • 再発の初期症状(患部の違和感、灼熱感、そう痒等)を正確に判断可能な患者である。
  • 再発頻度及び患者の腎機能の状態等を勘案し、服用時の適切な用法・用量が選択可能である。
  • <腎機能に応じた減量の目安>
     ■通常:1回1000mg(4錠)を2回
     ■CLcr 40~59mL/分:1回500mg(2錠)を2回
     ■CLcr 20~39mL/分:1回500mg(2錠)を単回
     ■CLcr 20mL/分未満:1回250mg(1錠)を単回
  • 妊娠・妊娠している可能性の有無、授乳の有無

<1回に処方する薬剤量>

  • 1回に処方する薬剤量は、今回再発の1回分(初期症状発現から6時間以内に服用可能な場合)または次回1回の再発分に留める。

②下記の注意点を患者さんに十分説明し、患者さんが理解したことをご確認の上、処方してください。

<服用に関する注意点>

  • 初回の服用は、初期症状(患部の違和感、灼熱感、そう痒等)出現後速やかに(6時間以内)服用すること。
  • 2回目の服用は、初回服用後12時間後(許容時間として6~18時間後)に服用すること
  • 再発の初期症状出現後6時間以内に初回の服用ができなかった場合で、皮疹発現後の治療を希望する場合は、医療機関を受診すること。
  • 本剤処方後に妊娠・授乳中又は妊娠している可能性があると判明した場合は、本剤を服用せずに処方医師に相談すること。
  • 服用中、服用後に気になる症状があらわれた場合や異常(症状の増悪を含む)を感じた場合は、放置せず、すぐに医師・薬剤師に相談すること。

※CLcr 40mL/分未満の患者等、単回投与の場合を除く

服用後は次回の再発に備えて早めに受診するようにご説明ください。

<保管方法に関する注意点>

  • 直射日光を避けて室温で保管し、変色した薬剤(淡黄色等)は服用しないこと。
  • 使用期限を過ぎた薬剤は服用しないこと。

チェックリストのダウンロードはこちら

■ 短期間投与**の処方フロー図

** 通常、成人にはファムシクロビルとして1回1000mgを2回

短期間投与※の処方フロー

承認用法・用量<単純疱疹>
通常、成人にはファムシクロビルとして1回250mgを1日3回経口投与する。
また、再発性の単純疱疹の場合は、通常、成人にはファムシクロビルとして1回1000㎎を2回経口投与することもできる。

用法・用量に関連する使用上の注意<単純疱疹に対して1回1000mgを2回投与する場合>(抜粋)

  • 単純疱疹(口唇ヘルペス又は性器ヘルペス)の同じ病型の再発を繰り返す患者であることを臨床症状に基づき確認すること。
  • 同じ病型の再発頻度が年間3回以上の患者であることを確認すること。
  • 再発の初期症状(患部の違和感、灼熱感、そう痒等)を正確に判断可能な患者であることを確認すること。
  • 再発頻度及び患者の腎機能の状態等を勘案し、本剤の処方時に、服用時の適切な用法・用量が選択可能な場合にのみ処方すること。
  • 初期症状発現から6時間以内に受診及び服用可能な場合はその1回の再発分、それ以外の場合は次回1回の再発分の処方に留めること。

重要な基本的注意<単純疱疹に対して1回1000mgを2回投与する場合>

  1. (1)本剤の服用は、初期症状発現後、速やかに開始することが望ましいことから、初回の服用は初期症状(患部の違和感、灼熱感、そう痒等)出現後6時間以内に用すること、2回目は、初回服用後12時間後(許容範囲として6~18時間後)に服用すること、妊娠又は妊娠している可能性がある場合には、服用しないことを患者に十分説明し、患者が理解したことを確認したうえで処方すること。

ページのトップへ

新規会員登録はこちら

CLcrカリキュレーター

maruhoツールオーダー

※各コンテンツ配信医師のご所属先、
肩書きはご監修当時のものとなります。

ページトップへ