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再発性の単純疱疹に対するアメナリーフのPITによる単回投与の特徴


    アメナリーフのPITによる単回投与:通常、成人にはアメナメビルとして1200mgを食後に単回経口投与する。
    PIT(Patient Initiated Therapy):あらかじめ処方された薬剤を初期症状に基づき患者判断で服用開始する治療方法

    アメナリーフ錠200mgの効能・効果(追加承認分)
    ○ 再発性の単純疱疹
    アメナリーフ錠200mgの再発性の単純疱疹に対する承認用法・用量
    通常、成人にはアメナメビルとして1200mgを食後に単回経口投与する。

    再発性の口唇ヘルペスにおける早期治療の必要性と医療機関受診の実態

    再発性の口唇ヘルペスでは、より早期に治療を開始することが望まれますが、多くの患者は、再発時の初期症状自覚後早期には医療機関を受診できていません。

    ※ 患部の違和感、灼熱感、そう痒等

    再発性の口唇ヘルペスの皮膚病変は、発症した初期からウイルス量がすでに高値であるため、
    初期症状発現後の速やかな治療介入が望まれます。

    再発性の口唇ヘルペス患者における病変部のウイルス量(海外データ)
    記事/インライン画像
    再発性の口唇ヘルペス患者における病変部のウイルス量(海外データ)

    試験方法|再発性の口唇ヘルペス患者40名の皮疹部擦過検体のHSVウイルス量を測定した。

    Spruance SL, et al.: N Engl J Med. 1977; 297(2): 69-75.
    Copyright ©1977 Massachusetts Medical Society. All rights reserved. Translated with permission.

    86.7%の患者は初期症状を毎回あるいはときどき感じるにもかかわらず、初期症状を自覚してから
    24時間以内に医療機関を受診した患者は46.6%でした。

    再発時の初期症状の有無
    記事/インライン画像
    再発時の初期症状の有無

    川島眞: 臨床医薬. 2013; 29(2): 137-149.より作図

    初期症状を自覚してから医療機関を受診するまでの時間
    口唇・顔面ヘルペス(n=189
    回答者数(人) 割合(%)
    12時間 20 10.6
    18時間 2 1.1
    24時間 66 34.9
    30時間 1 0.5
    36時間 37 19.6
    48時間 35 18.5
    60時間 5 2.6
    72時間以上 21 11.1
    未回答 2 1.1

    *初期症状を「毎回感じる」、「ときどき感じる」と回答した患者の合計

    川島眞: 臨床医薬. 2013; 29(2): 137-149.より抜粋

    対象|
    第一標榜を皮膚科としている39施設、皮膚科以外(泌尿器科又は婦人科)の7施設の計46施設を受診している再発性の単純疱疹患者290名のうち口唇・顔面ヘルペス患者218名
    調査項目|
    受診状況、単純疱疹の症状及びその治療状況などをアンケートにて調査した。
    調査期間|
    2011年1月~4月
    調査会社|
    株式会社イービーエムズ
    川島眞: 臨床医薬. 2013; 29(2): 137-149.

    再発性の口唇ヘルペス治療に対する患者の望み

    医療機関を受診したくても受診できず、症状悪化を経験したことのある患者は6割を超えており、患者は医療機関での治療によって「早く治ること」を期待しています。

    約6割の患者は、再発時に医療機関を受診したくても受診できず、症状悪化を経験しています。

    口唇ヘルペスで、医療機関を早く受診したくても受診できず、悪化させてしまった経験はありますか?

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    約6割の患者は、再発時に医療機関を受診したくても受診できず、症状悪化を経験しています。
    ** 本調査の対象患者500名のうち本質問に回答した患者の合計
    調査概要|
    直近1年以内に口唇ヘルペスを3回以上再発し受診又は市販薬の使用を行った患者500名を対象としたインターネット調査
    調査期間|
    2020年12月18日〜23日
    調査主体|
    マルホ株式会社(調査会社:株式会社メディカル・インサイト)
    患者定量調査. 2020年12月(メディカル・インサイト)

    医療機関での治療を検討した際に期待したこととして最も多かった回答は「早く治ること」でした。

    あなたは医療機関で口唇ヘルペスの治療を検討した際、どのようなことを期待しましたか。当てはまるものをお選びください。

    マルチアンサー:
    医療機関での治療で期待したこと(当てはまるものをすべて選択)
    シングルアンサー:
    医療機関での治療で最も期待したこと(当てはまるものを一つだけ選択)

    [質問対象:医療機関の受診を検討している患者852名]

    記事/インライン画像
    医療機関での治療を検討した際に期待したこととして最も多かった回答は「早く治ること」でした。
    調査概要|
    口唇ヘルペス症状及び初期症状の自覚がある15~69歳(中学生を除く)の再発性の口唇ヘルペス患者1088名を対象としたインターネット調査
    調査期間|
    2022年8月12日~19日
    調査主体|
    マルホ株式会社(調査会社:株式会社 博報堂)
    患者定量調査. 2022年8月(博報堂)

    再発性の単純疱疹に対するアメナリーフのPITによる単回投与

    アメナリーフは、

    • 初期症状発現時に、患者判断で服用できます( PIT )
    • 食後に1回服用します( 食後単回経口投与 )

    再発性の単純疱疹に対するアメナリーフの用法・用量

    通常、成人にはアメナメビルとして1200mgを食後に単回経口投与する。

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    再発性の単純疱疹に対するアメナリーフの用法・用量

    再発性の単純疱疹に対するアメナリーフPITの処方フロー

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    再発性の単純疱疹に対するアメナリーフ単回投与の処方フロー

    注:本処方フローには禁忌、併用禁忌等の確認事項は記載しておりません。

    *1 次回再発分として処方する場合は、1回分の処方に留めること。
      口唇ヘルペスでは皮疹発現前に服用すること。

    アメナリーフによるPITの流れ

    記事/インライン画像
    アメナリーフによるPITの流れ
    5. 効能・効果に関連する注意(抜粋)
    〈再発性の単純疱疹〉
    5.1 
    単純疱疹(口唇ヘルペス又は性器ヘルペス)の同じ病型の再発を繰り返す患者であることを臨床症状及び病歴に基づき確認すること。
    5.2 
    患部の違和感、灼熱感、そう痒等の初期症状を正確に判断可能な患者に処方すること。
    6. 用法・用量(抜粋)
    〈再発性の単純疱疹〉
    通常、成人にはアメナメビルとして1200mgを食後に単回経口投与する。
    7. 用法・用量に関連する注意(抜粋)
    〈効能共通〉
    7.1 
    空腹時に投与するとアメナメビルの吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、食後に服用するよう患者に指導すること。食前又は食間のタイミングで服用する必要がある場合は、軽食等を摂取した上で服用させること。[16.2.1 参照]
    〈再発性の単純疱疹〉
    7.4 
    初期症状発現後速やかに本剤を服用することが望ましい。初期症状発現から6時間経過後に服用した患者、また口唇ヘルペスでは皮疹(水疱、膿疱、びらん、潰瘍、痂皮)発現後に服用した患者に対する有効性を裏付けるデータは得られていない。[8.参照]
    7.5 
    次回再発分の処方は1回分に留めること。
    8. 重要な基本的注意
    〈再発性の単純疱疹〉
    次回再発分として処方する場合は、次のことを患者に十分説明し、患者が理解したことを確認すること。[7.4参照]
    • 初期症状(患部の違和感、灼熱感、そう痒等)出現後6時間以内に服用すること。また、口唇ヘルペスでは皮疹(水疱、膿疱、びらん、潰瘍、痂皮)発現前に服用すること。
    • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性、授乳中の女性は、服用せずに医療機関を受診すること。

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