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がん性皮膚潰瘍の臨床症状


監修:
  • 昭和大学医学部乳腺外科 教授 中村 清吾 先生

POINT

  • がん性皮膚創傷・がん性皮膚潰瘍は進行性・難治性である
  • がん性皮膚創傷・がん性皮膚潰瘍は身体的苦痛および精神的苦痛を伴い、患者のQOLを低下させる
  • がん性皮膚創傷・がん性皮膚潰瘍により日常生活動作にも支障をきたす場合がある

がん性皮膚創傷・がん性皮膚潰瘍では、主に以下のような臨床的特徴があげられます。

①進行性であり、難治性である
完治が難しいことから、ケアマネジメントはがんを治すことに目標を設定せず、症状のコントロールをはかり、患者のQOL向上を目標とすることが重要です。

②身体的な苦痛を伴う
がん性皮膚創傷・がん性皮膚潰瘍に伴う主な臨床症状は出血、滲出液、痛み、臭気などであり、患者のQOLを著しく低下させます。

③精神的苦痛を伴う
がん性皮膚創傷・がん性皮膚潰瘍は乳房や頸部など、女性的な部位や目につきやすい場所に発生することから、ボディーイメージの変容に伴う精神的ストレスを受けやすく、臭気による羞恥心や症状に対する不安、疎外感などを抱くことがあります。

④日常生活動作が低下する
創部の位置によっては、がん性皮膚創傷やがん性皮膚潰瘍そのものによる物理的な障害が生じたり、体動時の痛みなどによって日常生活動作が低下することがあります。

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