ゼビアックスの薬効薬理
作用機序
オゼノキサシンは、細菌のDNAジャイレース及びトポイソメラーゼIVに作用してDNAの複製を阻害することにより抗菌作用を示す1)。
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非臨床試験
- ① 抗菌作用
- オゼノキサシンは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を含む黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、アクネ菌等の好気性グラム陽性菌、陰性菌及び嫌気性菌に対して、殺菌的な抗菌作用を示した2, 3)(in vitro )。
- オゼノキサシンは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を含む黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌及びアクネ菌を用いた実験的マウス皮膚感染症モデルにおいて、治療効果を示した4)。
- ② 耐性獲得
- 黄色ブドウ球菌及びアクネ菌の耐性獲得試験において、オゼノキサシン存在下で28回継代培養後のMIC上昇は2倍であり、オゼノキサシンに対する耐性は獲得されにくかった5)(in vitro )。
- オゼノキサシンに対する黄色ブドウ球菌及びアクネ菌の自然耐性菌出現頻度は10-8未満と低率であった5)(in vitro )。
- 社内資料:抗菌作用機序(in vitro )(ゼビアックスローション2%:2015年9月28日承認、CTD2.6.2.2.2)
- 社内資料:各菌種に対する抗菌作用(in vitro )(ゼビアックスローション2%:2015年9月28日承認、CTD2.6.2.2.1、2.6.2.2.3)
- 社内資料:各菌種に対する殺菌作用(in vitro )(ゼビアックスローション2%:2015年9月28日承認、CTD2.6.2.2.5)
- 社内資料:マウス皮膚感染症モデルにおける治療効果(in vivo )(ゼビアックスローション2%:2015年9月28日承認、CTD2.6.2.2.7)
- 社内資料:耐性獲得試験(in vitro )(ゼビアックスローション2%:2015年9月28日承認、CTD2.6.2.2.6)