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ビダラビンクリーム3%「マルホ」の薬効薬理


作用機序1)

ウイルスのDNAポリメラーゼを選択的に阻害することによりその増殖を阻止し、抗ウイルス作用を発揮すると考えられている。

  1. Müller W. E. G, et al.:Ann. N. Y. Acad. Sci. 284:34-48,1977

ビダラビンは、宿主細胞のチミジンキナーゼによってリン酸化され、活性型のビダラビン3リン酸になる。
このビダラビン3リン酸が、核酸であるデオキシアデノシン3リン酸と競合拮抗してDNAポリメラーゼを阻害し、ウイルスDNA複製を阻止する。

記事/インライン画像
ビダラビンの作用機序

非臨床試験2)

1. 抗ウイルス作用

  1. 本剤は単純ヘルペスウイルスⅠ型感染症モデルにおいて、皮疹発現抑制作用、皮疹改善作用、死亡率の低下及び生存期間の延長を示した。(マウス)
  2. 本剤はアシクロビル耐性単純ヘルペスウイルスⅡ型感染症モデルにおいて、皮疹発現抑制作用及び生存期間の延長を示した。(マウス)

2. 生物学的同等性試験

単純ヘルペスウイルスⅠ型及びアシクロビル耐性単純ヘルペスウイルスⅡ型の感染マウスを用い、皮疹の状態、死亡率及び生存期間を指標に、本剤と標準製剤の抗ウイルス作用について検討した結果、両剤は生物学的に同等であると判断された。

  1. 生物学的同等性試験に関する社内資料

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