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ストロメクトールの副作用:臨床試験、使用成績調査、重大な副作用


    副作用:臨床試験

    国内で実施された腸管糞線虫症を対象とした臨床試験において、50例中1例(2.0%)に、悪心、嘔吐が各1件、計2件の副作用が認められた。臨床検査値の異常変動は50例中4例(8.0%)に、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、総ビリルビン値上昇、白血球数減少、リンパ球数増加、単球数減少及び血尿が各1件、計7件認められた1)

    副作用:使用成績調査

    使用成績調査(腸管糞線虫症:2002年12月~2011年6月)
    安全性評価対象309例中、副作用は19例(6.1%)に認められ、主なものは、AST(GOT)上昇、及び好酸球数増加の各4件、ALT(GPT)上昇の3件であった。〔再審査終了時〕2)

    使用成績調査(疥癬:2006年8月~2007年9月)
    安全性評価対象750例中、副作用は12例(1.6%)に認められ、主なものは肝機能異常3件であった。重篤な副作用として、心肺停止が1例1件に認められた。〔調査終了時〕2)

    重大な副作用

    1. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)注):TEN、Stevens-Johnson症候群があらわれることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
    2. 肝機能障害、黄疸(頻度不明)注):著しいAST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
    3. 血小板減少(頻度不明)注):血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

    注)自発報告あるいは海外において報告されている。

    1. Zaha O, Hirata T, Kinjo F, et al: J Infect Chemother, 2002; 8: 94-98.
    2. 社内資料:使用成績調査終了時集計

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