ラピフォートワイプの副作用情報と対策


ラピフォート®ワイプってどんな薬?
ラピフォート®ワイプで副作用が発現したらどう対応すべき?
実際に、ラピフォート®ワイプではどれくらい副作用がみられるの?
ラピフォート®ワイプの市販直後調査よりご紹介します。
本試験の実施期間は2022年5月23日~2022年11月22日の6ヵ月間でした。
6ヵ月間で約31,200人の患者さんに投与され、平均約32.0日の治療日数であったと想定しております(14日分処方×2.29回受診)。
本調査では、174例230件の副作用が収集されました。重篤な副作用の報告はありませんでした。
主な副作用は、口渇39件、散瞳29件、接触皮膚炎25件、羞明23件でした。
ラピフォート®ワイプの有効性は?
主要評価項目である投与開始日と比較した4週後のHDSSが2段階以上改善かつ両腋窩の平均発汗重量が50%以上改善した患者さんの割合は、ラピフォート®ワイプ2.5%群が41.1%、プラセボ群が16.4%で、両群間に統計学的有意差が認められ、ラピフォート®ワイプ2.5%のプラセボに対する優越性が検証されました(検証的解析結果)。両群間の有意差は、投与1週後から認められました(多重性は未調整)。
ラピフォート®ワイプ2.5%群では、副作用の発現頻度は15.5%(26/168例)、主な副作用は、散瞳3.6%(6/168例)、排尿困難3.0%(5/168例)、羞明2.4%(4/168例)でした。本試験において投与中止に至った副作用、死亡例を含む重篤な副作用は認められませんでした。
脇汗で悩んでいる患者さんは少なくありません。
原発性腋窩多汗症患者さんの治療に、ぜひラピフォート®ワイプを
ご利用ください。