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強力ポステリザン(軟膏)の薬効薬理


作用機序

  1. 本剤の局所感染防御作用、肉芽形成促進作用及び抗炎症作用は、大腸菌死菌浮遊液及びヒドロコルチゾンの協力作用に基づく1)。(ラット、マウス)
  2. 大腸菌死菌浮遊液は白血球遊走能を高め2)、局所感染防御作用を示す1)。(in vitro 、マウス)
  3. 大腸菌死菌浮遊液は、肉芽形成促進作用により創傷治癒を促進する1)。(ラット)
  4. ヒドロコルチゾンは血管透過性亢進抑制、熱炎症抑制、浮腫抑制等の抗炎症作用を有する1)。(ラット)
監修:
  • 東京山手メディカルセンター 副院長 大腸肛門病センター長 山名 哲郎 先生

非臨床試験

1)局所感染防御作用1)

マウスに大腸菌生菌を皮内投与して炎症を惹起し、炎症面積を測定した結果、ヒドロコルチゾン加大腸菌死菌浮遊液は炎症面積を縮小し、局所感染防御作用を有することが認められた。

2)創傷治癒促進作用1, 3)

ラット背部に皮膚切開を加え、創の癒着力を測定した結果、大腸菌死菌及び本剤は、創傷治癒促進作用を有することが認められた。

  1. 高橋耕一ら:薬物療法, 10(8・9), 1205(1977)
  2. 青木隆一、玉井敏夫:薬理と治療,2(9), 1463(1974)
  3. 片岡正憲ら:薬効薬理に関する社内資料(創傷治癒促進作用)

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