強力ポステリザン(軟膏)60年の歩み
強力ポステリザン(軟膏)は、大腸菌死菌浮遊液とヒドロコルチゾンを配合した痔疾治療薬です。
1922年にドイツで大腸菌死菌に創傷治癒作用があることが発見され、痔の治療への応用が始まりました。
日本国内では1965年にマルホより「強力ポステリザン(軟膏)」を発売開始し60年以上にわたり製造を続けています。
強力ポステリザン(軟膏)の歴史
強力ポステリザン(軟膏)の作用機序
なるほど!こうして効くのか監修 東京山手メディカルセンター副院長 大腸肛門病センター長
山名 哲郎 先生
強力ポステリザン(軟膏)は、痔疾患や肛門周囲炎などの治療に用いられる外用薬で、大腸菌死菌浮遊液とヒドロコルチゾンを有効成分としています。
大腸菌死菌浮遊液は局所の免疫細胞を刺激して自然免疫を活性化し、粘膜や皮膚の修復を促進するとともに感染防御機能を高めます。一方、ヒドロコルチゾンはステロイド性抗炎症薬で、炎症性サイトカインの産生を抑え、発赤や腫れ、かゆみを軽減します。これらの相乗作用により、強力ポステリザン(軟膏)は炎症の改善と再発防止、創傷治癒促進を同時に実現します。
強力ポステリザン(軟膏)の容器の特徴
こだわりの形状と容器の特徴
日本初の小型チューブタイプの
使い捨て容器
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痔の治療に使用される医療用医薬品で、このタイプの容器を日本で初めて採用しました。
形状のこだわり
丸みをもたせた挿入部は患部への刺激を抑えるように工夫されています。
挿入部の長さ

適度な挿入部の長さをもつ強力ポステリザン(軟膏)は、肛門の歯状線に届くように作られています。




