ヘマンジオルの【用法・用量】の確認
用法・用量
【用法・用量】
通常、プロプラノロールとして1日1mg/kg〜3mg/kgを2回に分け、空腹時を避けて経口投与する。投与は1日1mg/kgから開始し、2日以上の間隔をあけて1mg/kgずつ増量し、1日3mg/kgで維持するが、患者の状態に応じて適宜減量する。
投与量の確認
<用法・用量に関連する使用上の注意>
- 以下の表を参考に、1日投与量を2回に分け、9時間以上あけて投与すること。また、患者の体重に応じ、投与量を調整すること。
- 低血糖を起こすおそれがあるため、空腹時の投与を避け、授乳中・食事中又は直後に投与すること。食事をしていない、又は嘔吐している場合は投与しないこと。
<参考>
製剤としての1日投与量:1日2回分割投与
プロプラノロールとしての1日投与量 | ||||
---|---|---|---|---|
1mg/kg | 2mg/kg | 3mg/kg | ||
体重 | 2kg | 0.5mL | 1.1mL | 1.6mL |
3kg | 0.8mL | 1.6mL | 2.4mL | |
4kg | 1.1mL | 2.1mL | 3.2mL | |
5kg | 1.3mL | 2.7mL | 4.0mL | |
6kg | 1.6mL | 3.2mL | 4.8mL | |
7kg | 1.9mL | 3.7mL | 5.6mL | |
8kg | 2.1mL | 4.3mL | 6.4mL | |
9kg | 2.4mL | 4.8mL | 7.2mL | |
10kg | 2.7mL | 5.3mL | 8.0mL |
投与量の確認に際しては、投与量の算出をご参照ください。
投与時の患者の状態の確認
<用法・用量に関連する使用上の注意>(抜粋)
- 低血糖を起こすおそれがあるため、空腹時の投与を避け、授乳中・食事中又は直後に投与すること。食事をしていない、又は嘔吐している場合は投与しないこと。
〔使用上の注意〕(抜粋)
重要な基本的注意
- 本剤は低血糖から回復するためのカテコールアミンの作用を抑制する可能性及び、低血糖の症状(頻脈、振戦等)をマスクする可能性があるので注意すること。特に、食事をしていない又は嘔吐した場合は低血糖を悪化させやすいので投与しないこと。