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ファムビルの薬効薬理


作用機序1-4)

ファムビル(ファムシクロビル)は、ペンシクロビルの吸収性を高めたプロドラッグである。
経口投与後、肝代謝によりペンシクロビルに変換され、単純ヘルペスウイルス(HSV)及び水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の感染細胞内で活性型であるペンシクロビル3リン酸となり、HSVとVZVの増殖を阻止する。

  1. Vere Hodge, R. A., et al. : Antimicrob. Agents Chemother., 33(10), 1765(1989)
  2. Earnshaw, D. L., et al. : Antimicrob. Agents Chemother., 36(12), 2747(1992)
  3. Bacon, T. H., et al. : Antivir. Chem. Chemother., 7(2), 71(1996)
  4. Vere Hodge, R. A., et al. : Antimicrob. Agents Chemother., 33(2), 223(1989)

非臨床試験1-6)

抗ウイルス作用(in vitro

活性代謝物ペンシクロビルは単純ヘルペスウイルス1型及び2型、水痘・帯状疱疹ウイルスに対して抗ウイルス作用(培養細胞におけるウイルス増殖抑制作用)を示し、そのIC50値は単純ヘルペスウイルス1型及び2型に対してはそれぞれ0.4~0.6μg/mL及び1.1~2.4μg/mL、水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては1.9~5.1μg/mLであった。

  1. Boyd, M. R., et al.:Antimicrob. Agents Chemother. 1987; 31(8): 1238-42
  2. 社内資料:英国臨床分離株に対するペンシクロビルの抗ウイルス作用(2008年4月16日承認、申請資料概要ホ 1.1)
  3. 社内資料:英国及び米国臨床分離株に対するペンシクロビルの抗ウイルス作用(2008年4月16日承認、申請資料概要ホ 1.1)
  4. 社内資料:英国、米国及びベルギー臨床分離株に対するペンシクロビルの抗ウイルス作用(2008年4月16日承認、申請資料概要ホ 1.1)
  5. 社内資料:本邦臨床分離株に対するペンシクロビルの抗ウイルス作用(2008年4月16日承認、申請資料概要ホ 1.1)
  6. Boyd, M. R., et al.:Antivir. Chem. Chemother. 1993; 4(S1): 3-11

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