エピデュオの局所刺激対策
局所刺激対策としてのエピデュオゲルの使用方法
1日1回(夕方から就寝前)、洗顔後に適量を塗布します。
1日に2回塗布したり、指示された以上の量を塗布したりしないでください。
塗布前にノンコメドジェニック注1)の保湿剤をつけるとよいでしょう。
注1)ニキビができにくいことを確認している製剤
①塗る量について
本剤を少量、チューブから指先にとり、他の指を使って、こすらずに薄く塗り拡げます(図1)。眼、口唇、小鼻、粘膜、傷口、湿疹を避けて塗布します。
眼に入った場合は、直ちに水で洗い流してください。
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②塗る面積について
塗る面積は徐々に拡げていきます。初日はニキビを中心に直径2cm以下の面積にとどめ、1日ごとに直径1cmずつ塗る面積を拡げていきます(図2)。
ニキビが顔全体にある方は、数日かけて顔全体に拡げていきます注2)。
ニキビが離れて存在する場合は、ニキビのあるそれぞれの箇所で同時に塗り始めてもよいです。
注2)顔全体に塗る場合
■ 塗る量の目安
人差し指の先端から1つ目の関節までの長さ(約0.5g)です。
■ 塗り方
指にとった本剤を他の指を使って、左額、右額、左ほほ、右ほほ、鼻(小鼻を除く)、あごの6箇所におき、こすらずに薄く塗り拡げます。
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③使用後は手を洗いましょう
H. H. Kwon et al.:Journal of Dermatology; 42:1058-1065(2015)
【その他】
- エピデュオゲルと同一の有効成分を含有する薬剤(ベピオゲル、ディフェリンゲル等)を他院で処方されていないか確認しましょう。
- スキンケアを含め、他の刺激性のある外用剤を使用していないか確認しましょう。