デルマクイックHSVの検体採取方法
キット付属の滅菌綿棒を使用して検体を採取します。
皮膚擦過物[皮疹(水疱・膿疱)の内容物又はびらん・潰瘍のぬぐい液]
水疱・膿疱の場合
記事/インライン画像

記事/インライン画像

皮疹の内容物を滅菌綿棒の綿球部に吸収させます。
びらん・潰瘍の場合
記事/インライン画像

記事/インライン画像

滅菌綿棒でこすりとるようにして、上皮細胞や粘液成分を十分量採取します。
検体採取時の注意
- 検体には、皮疹(水疱・膿疱)の内容物又はびらん・潰瘍のぬぐい液を使用します。これ以外は検体としないでください。
- 滅菌綿棒は、開封後、速やかに使用してください。
- 検体抽出液に浸した滅菌綿棒で検体採取はしないでください。
- 検体採取の際にはできるだけ血液を混入させないでください。
- 検体は、採取後直ちに【用法・用量(操作方法)】に従って試料を調製し、検査してください。
デルマクイックHSVとデルマクイックVZVで検体抽出液を共通化、相互使用・連続使用が可能
デルマクイックHSV及びデルマクイックVZVは検体抽出液が共通です。そのため、両製品は、1回の検体採取で、同一の試料を用いた検査・判定(試料の相互使用)が可能です。
デルマクイックHSVとデルマクイックVZVは、いずれからでも検査可能であるため、臨床所見をもとに疑わしい方のウイルスから検査・判定し、陰性の場合には、残りの試料を用いてもう一方の検査を実施することができます。そのため、デルマクイックHSVとデルマクイックVZVを使用する場合は、検体の再採取が不要となり、患者さんの苦痛軽減が期待できます。
記事/インライン画像
