皮脂欠乏症の主な原因:加齢

監修:東京女子医科大学 名誉教授 川島 眞 先生

対策

治療の基本は保湿です。軽症の頃から保湿剤の塗布で症状の悪化を防ぐとともに生活指導を行い、早期に症状を改善させることが重要です。

薬物療法

皮脂欠乏性湿疹になった場合

悪化して炎症(湿疹)を伴う場合は、ステロイド外用薬で炎症を抑えます。

痒みが強い場合

掻破により症状が悪化するため、痒みが強い場合は、経口の抗ヒスタミン薬を投与します。

図:皮脂欠乏症

高齢者に薬物治療を行う際の注意点

①皮膚は加齢とともに萎縮し、軽い外力によっても紫斑が生じやすくなります。

②安易にストロング以上のステロイド外用薬を長期間にわたって外用し続けると、ステロイド外用薬の副作用が生じる可能性があります。

ステロイド外用薬の主な副作用

  • ステロイド紫斑
  • 皮膚の萎縮
  • 毛細血管拡張
  • 細菌感染
  • ステロイド潮紅
  • 多毛など

③症状に応じてステロイド外用薬を使用することは必要ですが、皮脂欠乏性湿疹へ移行する前に、保湿剤で皮脂欠乏症を改善することが大切です。

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