乃木田先生のひきだし:Q3 再診する際の適切な頻度|Q4 症状が改善し、治療を中断していた患者さんが受診した際の指導
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当院では、初診時は2週間後の再診を促し、以降は1ヵ月間隔としています。薬剤の効果・副作用を丁寧にフォローするのであれば、最初の2、3回は2週間間隔で受診してもらうのがベストでしょう。特に急性炎症期は症状に合わせて治療薬を変えることもあるので、短い期間で症状を診てあげたほうが良いと思います。また、薬剤の投与量などを決める必要があるため、再診日の設定については診察の終了時すぐに、直接私がカレンダーを見ながら患者さんと相談して行っています。
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「ニキビは繰り返す病気だから、毛穴のケアを続けないと再発してしまうよ。良い薬があるから、もう一度やってみようか」と初診時と同様に病態から治療意義を再度説明して治療を再開します。また、治療意欲を上げる目的で、瘢痕リスクについて再度説明することも有効です。
患者指導用資材
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次回の受診日を記入できる資材を活用してお渡しすると、患者さんの意識付けにつながります。
- ニキビ治療のひきだし:再診につながる患者指導
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- 患者調査
- Q1 患者さんにきちんと再診してもらうための指導のコツ
- Q2 再診時の患者指導で特に意識していること
- Q3 再診する際の適切な頻度|Q4 症状が改善し、治療を中断していた患者さんが受診した際の指導