保険適用の塗り薬も

ニキビなどと一緒に相談もOK

学生もOK!塗り薬ではじめる脇汗治療

保険適用の
塗り薬も

ニキビなどと
一緒に相談もOK

監修医師:池袋西口ふくろう皮膚科クリニック 院長 藤本智子先生
WORRY
こんなお悩みありませんか?

学生の「脇汗」事情

なかなか話をしづらい脇汗の悩み。
しかし脇汗による悩みは多く、
友達関係や学習、学校生活に影響があります。

15~19歳の脇汗に悩む男女に聞きました

汗の悩みは
どんな影響を与えていますか?

自己肯定感が下がる
男子56% 女子80%
好きな服を着られない、自信がなくなる、消極的になるなど
精神的な負担を感じる
男子56% 女子58%
ストレス、不安など
学習に影響がある
男子32% 女子26%
授業に集中できない、発言できない、勉強する気が起きないなど

調査方法:Webアンケート調査

調査対象者:脇汗をかくことによって、普段の生活に影響・支障のある15~19歳男女200名

調査実施日:2025年4月14日~4月15日

調査主体:マルホ株式会社

CHECK
汗っかきは体質なの?病気なの?

脇汗相談チェック

脇に汗をかくことは自然なことですが、
汗の量が多くて日常生活に支障が出ている場合は
「原発性腋窩(えきか)多汗症」という病気の
可能性があります。
思春期に気になり始める方が多く、
10代の約7.9%が多汗症である可能性があります。

調査方法:Webアンケート調査
調査対象者:15~69歳男女 70,000名
調査実施日:2024年8月2日~8月7日
調査主体:マルホ株式会社

脇汗で病院?迷ったらチェック!

当サイトにおける診断はその疾患の可能性を示唆するものであり確実な診断結果を示すものではありません。確実な診断と治療のためにも、医療機関での検査・受診を行なってください。
明らかな原因がないまま、6ヵ月以上、体温調節に必要な量を超えて脇汗をかいていると思いますか? 明らかな原因とは、他の病気や薬の副作用などのことです。
脇汗によってどのくらい生活に支障を感じていますか? 日常生活への支障とは「汗じみが気になって服を選ぶ際に制限がある」「勉強や部活に集中できない」「汗のにおいが気になって学校に行きたくない」「年中、制汗剤を手放せない」などのことです。
汗について気になることがあれば、自己判断せずに、皮膚科で相談しましょう。
一時的に汗が多く出る場合、思春期特有のホルモンバランスの変化や、ストレス、不安といった気持ちの変化が原因となっていることがあります。
しかし全身に汗をかく多汗症や、他の病気や薬の副作用による多汗症もありますので、自己判断せず、いつもの皮膚科でご相談ください。
あなたの症状は多汗症である可能性が高いので、皮膚科で相談しましょう。
汗の量が多くても少なくても、汗で困っていることがあるなら、病院で治療できる可能性があります。
塗り薬での治療は体への負担が少なく、保険適用にもなるので、まずはいつもの皮膚科で相談してみましょう。
脇汗だけだと相談しづらい時は、ニキビなど他の悩みと一緒に相談してもOKです。
あなたの症状は多汗症である可能性があるので、皮膚科で相談しましょう。
汗の量が多くても少なくても、汗で困っていることがあるなら、病院で治療できる可能性があります。
塗り薬での治療は体への負担が少なく、保険適用にもなるので、まずはいつもの皮膚科で相談してみましょう。
脇汗だけだと相談しづらい時は、ニキビなど他の悩みと一緒に相談してもOKです。
あなたの症状は多汗症かもしれないので、皮膚科で相談しましょう。
制汗剤や汗拭きシートでなんとか我慢できても、汗で困っていることがあるなら、病院で治療できる可能性があります。
塗り薬での治療は体への負担が少なく、保険適用にもなるので、まずはいつもの皮膚科で相談してみましょう。
脇汗だけだと相談しづらい時は、ニキビなど他の悩みと一緒に相談してもOKです。
あなたの症状は多汗症である可能性は低いですが、気になることがあれば皮膚科で相談してみてください。
多汗症である可能性は低いです。健やかで健康的な汗をかく生活を送りましょう。
もし今後、少しでも脇汗で気になるようなことがあれば、いつもの皮膚科に相談してみましょう。
ニキビなどの他の悩みと一緒に相談してもOKです。
KINDS
どんな治療法がある?費用は?

脇汗治療の種類

塗り薬

脇汗治療のファーストステップ。保険適用の塗り薬も近年登場しました。体への負担が少なく、低年齢から使えるお薬があります。
保険適用のあるお薬
汗腺に作用し交感神経から伝達される汗を出す信号をブロックして、過剰な発汗を抑えます。
1日1回、両脇に塗ります。現在、1回使い切りのシートタイプとゲルタイプの塗り薬があります。
1〜2ヵ月に1回※1ほどの通院頻度で、保険が適用されて3割負担の場合は、診察代とお薬代はひと月あたり2,000~3,000円程度です。
また学生の場合、お住まいの自治体によっては医療費※2の助成等が適用になることもあります。詳しくは自治体にお問い合わせください。
  • ※1 症状や治療方針、経過によって変わりますので、通院頻度については医師にご確認ください。
  • ※2 子ども医療費助成制度、義務教育就学児医療費など。
保険適用のないお薬
汗腺(汗管)を物理的に閉じて、発汗を抑えます。多汗症ではない方向けには濃度の低いものが制汗剤として市販されています。
効果が出るまで毎日、就寝前に両脇に塗ります。溶液タイプ、クリーム、軟膏のお薬があります。自費のため、施設により費用は異なります。

塗り薬以外の
脇汗治療について

注射薬、レーザー療法、手術など

注射薬

塗り薬で効果が不十分な場合に選択される治療。15歳未満は受けられない可能性があります。
  • ※すべてのクリニックで受けられる治療ではありません。
保険適用あり(重度のみ)
脇に薬を注射して、交感神経から伝達される汗を出す信号をブロックして、過剰な発汗を抑えます。
効果を持続させるために、年1~2回を目安に注射を受ける必要があります
保険が適用されて3割負担の場合、1回の薬剤費(両脇)は、20,000円前後です。保険適用は診察による判断となります。
  • ※効果の程度には個人差があります。

飲み薬

塗り薬や注射薬で効果が見られない場合や、実施できない場合に試みてよい治療として位置づけられています。
一部、保険適用あり
塗り薬や注射薬よりも、広い範囲に効果を発揮します。
症状に応じて頓服で服用します。服用期間は症状によって異なります。他の治療と組み合わせて実施される場合があります。

レーザー療法

塗り薬、注射薬、飲み薬でも効果が見られない場合に、医師の説明をよく聞いた上で選択します。
成長期の子ども、学生さんにおいては、保護者も同時に医療機関で十分な説明を受けてください。
  • ※すべてのクリニックで受けられる治療ではありません。
保険適用なし
マイクロ波を照射して汗腺を焼き、凝固する治療法です。
1回で長期間の効果が期待できます。自費のため、施設により費用は異なります。
  • ※効果の程度には個人差があります。

外科的手術

代償性発汗(脇以外からの汗が増える)を高確率で発症するため、多汗症の症状が重く、他の方法では治療効果が見られない時に選択されます。
成長期の子ども、学生さんにおいては、保護者も同時に医療機関で十分な説明を受けてください。
  • ※すべてのクリニックで受けられる治療ではありません。
一部、保険適用あり
「ETS」と呼ばれる、交感神経を切断する手術が一般的です。
施設により、日帰り手術の場合と入院する場合があります。保険適用の有無は診察による判断となります。
ご家族の脇汗も 一緒に相談できます。
医学的にはまだ解明されていませんが、多汗症は、遺伝的要因があることが示唆されています。
ご家族にも同じような症状がある場合は、医師に相談する際に伝えてください。
SIMULATION
どうやって相談するの?

脇汗受診シミュレーション

STEP 00

脇汗での困りごとや
脇汗治療について
保護者に相談してみる

脇汗の悩みを打ち明けるのは勇気がいることだと思いますが、思い切って「授業中、脇汗が気になって集中できない」「汗ジミが恥ずかしくて、部活に行きたくない」など、具体的な困りごとを伝えてみましょう。
きっと深刻さを理解して、真剣に考えてくれるでしょう。
このページを共有して、保険適用の塗り薬もあることや、費用感を伝えるのも良いでしょう。
STEP 01

脇汗の悩みを相談できる&
通いやすい皮膚科を探す

脇汗治療は、美容皮膚科だけでなく、いつもの皮膚科でも受けられます。
続けることで効果を発揮する治療もあるので、自宅や学校などから通いやすい皮膚科を探しましょう。
下記の病院検索サイトでは、平日夜・土日に受診できる病院や女性医師のいる病院を探すこともできます。
STEP 02

受付・診察
ニキビなどと一緒に相談もOK

病院の受付または問診票で『脇汗に困っている』とお伝えください。他の病気で受診した際に、医師や看護師に直接伝えてもOKです。
診察では、通常は脇汗の程度や、日常生活にどのくらい支障があるのかを聞かれ、問診のみで診断されることが多いです。
「汗じみが気になって服を選ぶ際に制限がある」「勉強や部活に集中できない」など、脇汗による困りごとをお聞かせください。
脇を見せたくない場合は、脇を見せたくないことを医師や看護師に相談してみてください。
※赤み、かぶれが無いかなど視診にて確認する場合もあります。
STEP 03

治療方法の決定
薬・治療の説明、生活上の
アドバイス

診察で、脇の多汗症の診断と重症度の判定がされ、治療法が検討されます。
あなたの症状の度合いやライフスタイル等から、適切な治療方法を相談しながら決めていきます。
塗り薬など、処方される薬があるときは、その使い方などの説明をうけます。
また、市販の制汗剤との使い分けなどについてアドバイスを受けることもあります。
STEP 04

治療開始

お薬の中には、毎日使い続けることで効果を発揮するものもあります。
脇汗に悩まない生活を目指して、医師と一緒に脇汗治療を始めましょう!
監修医師
池袋西口ふくろう皮膚科クリニック 院長

藤本智子先生

浜松医科大学を卒業後、東京医科歯科大学(現 東京科学大学)、多摩南部地域病院、都立大塚病院での勤務を経て2017年に池袋西口ふくろう皮膚科クリニックを開院。特に汗の病気の診察を得意とする。

おすすめのコンテンツ