脇汗治療は、美容皮膚科だけでなく、いつもの一般皮膚科でも受けられます。
続けることで効果を発揮する治療もあるので、自宅や学校・職場などから通いやすい皮膚科を探しましょう。
下記の病院検索サイトでは、平日夜・土日に受診できる病院や女性医師のいる病院を探すこともできます。
なかなか話をしづらい脇汗の悩み。
しかし脇汗による悩みは多く、
QOL(生活の質)に影響があります。
着る服がべたついて不快。
緊張したり集中したりすると
脇汗が止まらない。
服の汗ジミが目立ち、
周りの視線が気になる。
季節に関係なく、
制汗剤が手放せない。
脇汗によって日常生活で
困っている方のために保険適用の
塗り薬など、身体への負担の
少ない治療法が増えています。
まずはいつもの皮膚科で脇汗の悩みを相談してみましょう。
どこの皮膚科で相談したらいいの?
脇汗治療は美容皮膚科だけでなく、いつもの一般皮膚科でも受けられます。
続けることで効果を発揮する治療もあるので、自宅や学校・職場などから通いやすい皮膚科を探しましょう。
下記の病院検索サイトでは、平日夜・土日に受診できる病院や女性医師のいる病院を探すこともできます。
脇の多汗症は、体温調節に必要な量を超えて、
通常よりも多く脇汗をかいてしまうことで
日常生活に支障をきたす疾患です。
医学的には「腋窩多汗症(えきかたかんしょう)」
と呼びます。
脇の多汗症の発症率は3.7%で、
日本には約260万人の
患者さんがいると推測されます。
どこからが多汗症?
汗っかきとどこが違う?
脇汗の場合、日常生活への支障を感じているかどうかが、多汗症治療のとても大事な判断指標となります。
「汗ジミや汚れが気になって着る服の色が限定される」「脇汗が気になって他人との会話に集中できない」などの悩みがある方は、まずは皮膚科で相談してみてください。
以前は保険が使える脇汗治療は
手術しかありませんでしたが、
2012年には注射薬が、2020年以降は
シートタイプやゲルタイプなどの塗り薬が登場し、
より手軽に治療できるようになりました。
治療を続けることで、過剰な発汗を改善・抑制し、脇汗による日常生活への支障をなくすことを目指す治療法です。
暑い日や運動をした時は、制汗剤や脇汗対策インナー等での一般的な対策も必要です。
保険が適用される薬による脇汗治療を受けた場合、1~2ヶ月に1回※1ほどの通院頻度で、診察代とお薬代は3割負担でひと月あたり2,000~3,000円程度※2となることが一般的です。
また学生の場合、お住まいの自治体によっては医療費※3の助成等が適用になることもあります。詳しくは自治体にお問い合わせください。
病院の塗り薬と、
市販の制汗剤は何が違うの?
病院の塗り薬は、発汗を抑えることを目的とした「医薬品」です。
制汗剤は、発汗を防ぐこと(作用はゆるやか)を目的とした「医薬部外品」です。
汗腺を凝固したり、交感神経を切断して、脇汗を止めることを目指す治療法です。
体への負担が比較的大きく、合併症として代償性発汗が起こる場合もあるので、医師とよく相談して検討しましょう。
※すべてのクリニックで受けられる治療ではありません。
脇汗治療は、美容皮膚科だけでなく、いつもの一般皮膚科でも受けられます。
続けることで効果を発揮する治療もあるので、自宅や学校・職場などから通いやすい皮膚科を探しましょう。
下記の病院検索サイトでは、平日夜・土日に受診できる病院や女性医師のいる病院を探すこともできます。
病院の受付または問診票で『汗に困っている』とお伝えください。
診察では、通常は脇汗の程度や、日常生活にどのくらい支障があるのかを聞かれ、問診のみで診断されることが多い※です。
「脇汗で困っています」「脇汗で着る服がべたつきます」など、日常生活での脇汗による困りごとをお聞かせください。
脇を見せたくない場合は、脇を見せたくないことを医師や看護師に相談してみてください。
※赤み、かぶれが無いかなど視診にて確認する場合もあります問診が恥ずかしい場合は、
セルフチェックの
結果を保存して
持っていきましょう。
診察で、脇の多汗症の診断と重症度の判定がされ、治療法が検討されます。
あなたの症状の度合いやライフスタイル等から、適切な治療方法を相談しながら決めていきます。
塗り薬など、処方される薬があるときは、その使い方などの説明をうけます。
また、市販の制汗剤との使い分けなどについてアドバイスを受けることもあります。
お薬の中には、毎日使い続けることで効果を発揮するものもあります。
脇汗に悩まない生活を目指して、医師と一緒に脇汗治療を始めましょう!