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ヒルドイドローション0.3%の有効性及び安全性の検討試験


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    臨床効果

    ヒルドイドローション0.3%

    国内総計114例を対象とした臨床試験における改善率は、次のとおりであった。

    記事/インライン画像
    グラフ:臨床試験における改善率
    目的
    ヒルドイドローション0.3%の皮脂欠乏症、進行性指掌角皮症、肥厚性瘢痕、ケロイド、外傷(捻挫、挫傷)に対する有効性及び安全性の検討
    対象
    皮脂欠乏症及び進行性指掌角皮症として典型的な皮疹を有する20歳以上の患者82例
    肥厚性瘢痕又はケロイドとしてそう痒、圧痛、自発痛、潮紅、肥厚のいずれかの症状を有する6歳以上の患者20例
    捻挫、挫傷と診断された20歳以上の外来患者の中から自発痛、圧痛、運動痛、腫脹、局所熱感、運動制限、皮下出血のいずれかの症状を有する受傷後5日以内の20例
    投与方法
    投与期間
    皮脂欠乏症:1日2~3回適量を単純塗擦、2週間
    進行性指掌角皮症:1日2~3回適量を単純塗擦、4週間
    肥厚性瘢痕・ケロイド:1日1~数回適量を単純塗擦又はガーゼ等にのばして貼付、8週間
    外傷(捻挫、挫傷):1日数回適量を単純塗擦、10日間
    評価項目
    最終全般改善度、安全性
    判定基準
    各症状の重症度の推移を総合的に考慮し、著しく改善、改善、やや改善、不変、悪化の5段階で評価した。

    副作用

    総投与症例121例中、本剤による副作用は認められなかった。(承認時)

    原田 昭太郎 ら:臨床医薬, 17(7), 1051-1062, 2001 (承認時評価資料)
    大島 良夫 ら:臨床医薬, 17(7), 1079-1087, 2001 (承認時評価資料)
    山崎 誠 ら:臨床医薬, 17(7), 1071-1078, 2001 (承認時評価資料)

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