（赤ら顔）酒さを

ロゼックス®ゲルで

治療される方へ

監修：山﨑研志先生
東北大学医学部臨床教授（皮膚科学）
尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン策定委員

ロゼックス®ゲルは皮膚の炎症を抑えることで、酒さ（赤ら顔）のぶつぶつや赤みを改善するお薬です。

酒さ（赤ら顔）の症状がある部位は、活性酸素や免疫細胞が増えていることから、皮膚の組織に炎症が生じている状態です。有効成分のメトロニダゾールには活性酸素と免疫異常を抑えるはたらきがあり、炎症によって生じた酒さのぶつぶつや赤みを鎮める効果があります。国内の臨床試験でその効果と安全性が認められ、2022年に酒さの外用薬として保険適用になりました。

1日2回、患部を洗浄後（朝・夕の洗顔後または入浴後など）適量を症状の出ている部分にのばして塗ってください。

※目には使用せず、誤って目に入った場合はすぐに水でよく洗い流してください。
※小さいお子さんの手の届かないところに保管してください。

次にあてはまる方は、

ロゼックス®ゲルを使用できません。

（医師・薬剤師に伝えてください）

このお薬によりアレルギーを
起こしたことがある方
脳や脊髄の病気のある方
（脳腫瘍、脊髄腫瘍を除く）
妊娠3ヵ月以内の方

授乳中の方へ: 授乳されている方は、授乳しないことが望ましいです。

副作用として、皮膚の炎症や乾燥、かゆみなど、しげき感を伴う症状があらわれた場合は、使用回数を減らすか一時的に使用を中止し、医師または薬剤師にご相談ください。また、その他気になる症状があらわれた場合も、医師または薬剤師にご相談ください。

酒さ（赤ら顔）は悪化の要因がさまざまあり、治療薬を使ったらすぐに治ってしまうわけではありません。悪化因子によって症状が良くなったり悪くなったりすることがありますので、根気よく治療を続けることが大切です。

※12週間を超えて使用する場合には医師に相談してください。

※ロゼックスは登録商標です。

酒さ（赤ら顔）について
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