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妊産婦さん向けポスター制作のご紹介

ポスター

痔に悩む妊産婦さんが治療への一歩を踏み出せるように、という思いで院内ポスターを制作しました。

このポスターに使用した漫画全編と漫画家さんのプロフィール・インタビューをご紹介します。

プロフィール

作者:ヴェルヘルムⅢ世instagram

30代女性。痔という病の辛さを共有したいと思い立ち、2018年3月にInstagramをスタート。
痔のマイナスイメージを払拭するため“痔”を“Di(ディーアイ)”という呼称にした「Diの悲劇」というタイトルの闘病マンガを投稿し続けたところ、徐々に「いいね」が増加。
わずか半年後には3000を超える「いいね」が付くほど、多くの痔の患者さんたちからの共感を得た。2020年には初の著書『私のお尻のメッセー痔』(ぴあ刊)を上梓。2021年8月現在ではフォロワーが1.3万人を超える。

作者へのインタビュー

  • の漫画を描こうと思ったきっかけは?

    そうですね。。今走馬灯のように、記憶がフラッシュバックしましたが。。
    10年ほど前に外痔核という、痛みの強い痔になりました。少し寝たら治るものだと思ってましたが、どんどん痛くなって病院へ行きました。そこから過ごした2週間が本当に辛くて。。あまりのお尻の痛みに自然と短歌を詠んだんです。ほんとに自然に。本能で痛みを回避しようとしたんだと思います。こんなに苦しんだんだからせめて誰かに笑ってほしいと思いました。その頃、たまたま友人が漫画雑誌を作っていてそこに描いたのが最初のきっかけでした。

  • の治療に悩むフォロワーは多いのでしょうか?

    多いと感じます。相談や質問をよくもらいますが、何かしらお尻に悩みを抱えていてこれは痔なのか?病院へ行ったほうがいいのか?とか病院へ行く勇気がでない。。というのが一番多いと思います。妊娠、出産で痔に苦しむママさん達からもメッセージをよくいただきます。

  • Instagramや書籍や投稿の中で提唱されていますが市民権を得るために、というお考えについて教えてください

    私は痔で仕事を二つ辞めました。。痔の調子が悪くてお休みさせてください!が許されるのは手術でない限り上司が笑ってくれるのは二日がリミットでしょう。。私は一ヶ月半休みましたから・・手術じゃないのに・・かなり痛みが続いたと思うのですが(ちょっと特別なパターンです)その時思いました。『痔がどれだけ辛いかみんな知らないでしょう。。詠んだことない短歌が降りてくるくらいの痛みを。。』痔にもいろんなレベルがあって痛みも感じ方も人それぞれだと知りました。あなたが痔という病を経験したことがなくても、もし部下が痔で仕事を休みたいといったら優しく遠くから見守っていただきたいです。パートナーが痔で苦しんでいる時も笑ったりせず寄り添ってほしいですね。特にママさんの痔にはパートナーの方は察していただきたい!

  • 今後の野望は?

    Instagramを始めてみなさんと痔の悩みを共有できるようになって本当にたくさんの方が痔に悩んでいるのだと知りました。私もですが他の方の体験談を聞いてこんなふうに悩むのは私だけじゃないんだとわかって心が軽くなったんです。これからも痔のことを色んな角度からリサーチして発信していきたいです!