掻き傷などの外傷を作らないようにしましょう
掻き傷、切り傷、やけど、虫さされ、靴ずれ、カミソリ負けといったささいな傷や、衣服、メガネなどとのこすれによる刺激でも、ケブネル現象が起こることがあります。症状がない皮膚を掻いたり、傷つけたりしないように注意しましょう。
ケブネル現象についてはこちらをご覧ください。
風邪などの感染症にかからないように
体調管理をしましょう
風邪や扁桃腺炎(へんとうせんえん)などの感染症にかかると、乾癬が再発したり、症状が悪化したりすることがあります。外から戻ったら、手洗いとうがいをし、体調管理に気を配りましょう。
持病や合併症の影響で症状が悪化することがあるので、あわせて治療しましょう
乾癬患者さんには、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、リウマチ性疾患、痛風、扁桃腺炎、歯牙感染(しがかんせん)、腎炎、肝炎などを患っている(患っていた)人が多い傾向があります。
因果関係はわかっていませんが、これらの病気が悪化すると乾癬の症状も悪化することがあるので、持病や合併症もあわせて治療していくことが大切です。