年齢を重ねると皮膚は乾燥しやすくなる?
乾燥しやすくなる
加齢により皮脂などの「うるおいを保つ因子」が減ることで、皮膚は乾燥しやすくなります。
全身的な病気が原因で皮膚が乾燥することがある?
ある
糖尿病や腎臓の病気、抗がん剤治療や放射線治療により皮膚が乾燥するケースがあります。
保湿剤であるワセリンのはたらきはどっち?
皮膚の水分が逃げないように“ふた”をする
保湿剤のはたらきは、大きく分けて2種類あり、①皮膚の水分が逃げないように“ふた”をする「エモリエント」と、②皮膚に浸透して水分をたくわえる「モイスチャライザー」があります。ワセリン製剤はエモリエントの代表です。

保湿剤は1日何回塗るのが理想?
1日2回以上
1日1回よりも、2回塗った方がより高い効果が得られることが確認されています。
イラストで示す保湿剤の量で、どの位の面積に塗布するのが適切?


およそ大人の両手の面積
チューブ(クリームや軟膏)の場合、大人の人差し指の先から第一関節の長さまで伸ばした量が、およそ大人の両手の面積※に塗るときの目安となります。期待する効果を得るためには適切な量を塗ることが大切です。
※チューブの穴の大きさ(口径)により量は変わります。

