マルホレポート2023
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選任・解任・監督会計監査人Maruho Report 2023394.持続的な成長の基盤 | ガバナンス基本的な考え方 マルホが社会の発展に貢献し続けるためには、マルホの経営理念のもと、長期ビジョンと第5次中期計画に基づく中長期的な目線に立った経営の舵取りが必要であり、コーポレート・ガバナンスをさらに進化させていくことが欠かせません。その要は、実効性ある取締役会の運営であり、取締役がそれぞれの役割・責務を果たすことが不可欠です。また、社外取締役の客観的な経営への監視・監督や助言は、監査役、会計監査人および内部監査部による監査と合わせて、取締役の適正な業務執行を担保し、経営陣の迅速・果敢な意思決定を可能にします。実効性あるコーポレート・ガバナンスの推進を通じて、マルホの持続的成長や企業価値の向上の実現を目指していきます。取締役会 経営の透明性・公平性を高め、取締役会において経営上の重要事項の迅速な意思決定を行うとともに、マルホおよびグループ会社の業務執行に関する報告を受け、取締役および執行役員の職務執行の監督を行っています。また、金融、財務会計、リスク管理等に関する多様な知見・専門性を備えた社外取締役は、取締役会での議論を通じ、中長期的な企業価値向上に向けた助言、経営の監督等の役割を担っています。これにより、マルホの経営に関する基本方針や経営上の重要事項について、取締役間での共有・理解の徹底、多面的な検証、議論を踏まえた方針決定・意思決定が可能になり、真に実効性の高い取締役会の実現を目指しています。なお、2023年9月期における社外取締役の出席率は100%でした。コーポレート・ガバナンスの体制 当社の機関・内部統制の関係は、以下に示すとおりです。選任・解任選定・解職・監督内部監査リスク・マネジメント マルホの企業価値最大化を図るため、直面する、あるいは将来発生する可能性のあるリスクを識別し、適切なリスク管理サイクル(PDCAサイクル)を構築・推進することにより、リスクの回避または低減を図っています。 マルホが定めるリスク管理規程において、リスクとはマルホの収益や損失に影響を与えるような不確実な事象の中で、PDCAサイクルの手法を用いた全社横断的な管理が必要であり、リスク管理委員会が指定したものとしています。1)コード・オブ・プラクティス等 法令・社会規範等の遵守、企業の社会的責任の遂行、また日本製薬工業協会(以下、製薬協)が定める「製薬協コード・オブ・プラクティス」や、「医療用医薬品製造販売業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」等の自主規範などの遵守に関わるリスク。監査役監査選任・解任連携会計監査● 決算概況、内部監査結果、内部通報成果、社内外の動向株主総会● 定時株主総会議案役員● 役員改選人事、代表取締役選定、役付取締役選定株式● 持株会間における株式譲渡● 株式持分譲渡割り当て取締役9名、社外取締役2名、監査役1名10月、11月、12月、1月、4月、5月、7月、8月、9月基本方針および達成度評価スキーム事業計画● グループ経営、事業計画達成度、次期事業計画選任・解任取締役会代表取締役社長執行役員各部署株主総会リスク管理委員会内部監査部構成開催月主な議題取締役会の概要監査役コーポレート・ガバナンスの方針・活動

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