マルホレポート2023
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Maruho Report 20233714,806292,533201815,80015,50014,800330,274254.1243.0202.3221.8201920202021201820192020202120222023202220234.持続的な成長の基盤 | 環境環境に関する基本的な考え方 マルホは社会の一員として、研究開発活動、営業活動、生産活動における環境負荷の低減など、地域環境および地球環境の保全に向けた活動を積極的に推進しています。同時に、従業員の環境意識を喚起し、地球環境と調和した事業活動を追求しています。推進体制 環境課題に関する取り組みを適切かつ有効に推進するため環境委員会を設置しています。環境対策推進連絡会を通じ、環境課題に関する取り組みについて情報収集および推進活動上の課題を把握し、必要に応じて委員長に報告するとともに、 推進活動および社内への理解促進を図ります。2030年、2050年CO2排出量削減目標CO2排出量*を2013年度比で2030年度までに、46%削減します。2050年度までに、ゼロにします。* 研究所、工場、オフィス、営業車両を対象環境委員会体制執行役員 管理担当総務部、彦根工場、長浜工場、R&Dマネジメント部、営業戦略部、経営企画部総務部 サステナビリティ推進グループ(t-CO2)CO2排出量の削減 2023年3月、2050年にCO2排出量をゼロとする目標を掲げました。目標達成に向けて、新たな技術の導入や情報収集に努めます。中間目標として2030年のCO2排出量を6,534tと設定し、2022年3月31日時点の14,600tに対し8,077t(約55%)の削減を目指します。なお、2023年3月31日現在のCO2排出量は14,300t(前期比2%減)でした。省エネルギーの取り組み 省エネルギーにおいては、2023年3月31日現在でのエネルギー消費量をほぼ前年並みに抑えることができました。 生産拠点では、彦根工場の製剤製造・充填包装棟(一部)および長浜工場の管理棟におけるLED照明の導入が完了しました。 研究開発拠点である京都R&Dセンターでは、医薬開発研究所の全エリアおよび創剤技術研究所の一部エリアにLED照明を導入したほか、一部居室の空調稼働時間を見直しました。 また医薬開発研究所においては、空調設備の稼働負荷を低減するCO2濃度制御システムを導入するほか、実験室の空調設定を季節に応じて変更しています。 営業拠点では、営業車両を順次ハイブリッドカーに切り替えており、導入率91.3%と高い水準で推移しています。(2023年9月現在) 全国の各事業所では、空調温度の調整に努めるなど全社でエネルギー効率を高めました。3月末時点データ従業員一人当たりエネルギー消費量(GJ/人)379,640368,455360,016360,072 環境委員会本社委員長委員事務局環境対策推進連絡会各拠点R&D部門生産部門営業部門CO2排出量エネルギー消費量/従業員一人当たりエネルギー消費量3月末時点データエネルギー消費量(GJ)2050年カーボンニュートラルの実現に向けて14,60014,300238.3237.5環境

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