マルホレポート2023
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24.416.114.0*1 臨床開発の相における前期第Ⅱ相試験以前*2 臨床開発の相における後期第Ⅱ相試験以降3.価値創造の戦略 | 中期計画の進捗 皮膚科学領域を中心とする医療用医薬品を、患者さん一人ひとりの想いに寄り添って研究・開発しています。 グローバルに通用する新しい医薬品の創出を目指し、開発パイプラインや研究開発リソース、市場環境、アンメットニーズを俯瞰した最適なポートフォリオマネジメントに努めています。スピードと価値向上を意識した試験計画を立案・実行し、医薬品の適正使用につながるバイオマーカーの特定や、適正使用に資する非臨床・臨床データの取得に注力しています。また、独自の外用剤製剤化技術の創出にも取り組んでいます。製品開発に加え、新たな事業領域における医療ニーズに基づいた新領域での事業戦略や、案件の価値最大化を見据えた提携会社との共同戦略等の立案・推進も続けています。2023年9月期の取り組み戦略の重点テーマ質の高いプロジェクトの企画・創出多角的なライセンス活動の実行質とスピードを意識した研究開発プロジェクトの推進● 開発Phase*2のプロジェクト新規獲得件数2件; Nielsen BioSciences, Inc.と尋常性疣贅治療剤カンジダ● Journey Medical Corporationと多汗症治療剤グリコピロニウムトシル酸塩水和物について、韓国、台湾、● 着実な研究開発の進捗● 提携会社との協業によるグローバルプロジェクトの推進● 尋常性ざ瘡治療剤「ベピオローション(剤形追加)」、巻き爪治療用剤「リネイルゲル」、抗ヘルペスウイル主な実績● 候補Phase*1プロジェクトの新規獲得件数2件;株式会社アークメディスンとALDH2(アルデヒドデヒドロゲナーゼ2)活性化剤について、独占的ライセンス契約締結 他アルビカンス抽出物について、独占的ライセンス契約締結 他香港、マカオおよびASEAN10カ国における独占的ライセンス契約締結ス剤「アメナリーフ錠(適応追加)」の承認取得医薬品事業*売上高/研究開発費/売上高研究開発費比率医薬品事業売上高(百万円)研究開発費(百万円)売上高研究開発費比率(%)20182019202020212023* 医薬品事業には、マルホの医療機器事業、セルフケア事業およびMaruho Report 20232378,760Maruho Medical, Inc.の医療機器事業等も含んでいます。18.816.815.387,72486,24180,71780,84913,20312,27615,16812,27313,917202286,29286,29221,034研究開発費21034億百万円研究開発・事業開発皮膚科学領域の新たな治療を切り拓く研究開発力

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