マルホレポート2023
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Maruho Report 2023212023年9月期を終え、マルホグループは第4次中期計画のもと、確固たる成果を上げました。ミッション「あなたといういのちに、もっと笑顔を。」のもと第5次中期計画を策定し、成長トレンドの確立を目指していきます。2.価値創造の展望 | 中期計画の全体像事業活動の振り返り戦略の柱グローバル市場を見据えたプロダクト創出(ものづくり)選ばれ続ける製品・工場(生産)患者さんの声を反映した質の高い情報提供(情報提供)グローバルでの製品価値提供プロセスの構築(グローバル)マルホグループの強みを活かした事業領域の拡大(皮膚疾患医療用医薬品以外)経営基盤の振り返りさらなる成長を支える経営基盤(経営基盤)● 製造販売承認:9件*● 後期フェーズパイプラインの強化● 導入候補案件を外部機関とともにインキュベートする仕組みの構築* 「ゼビアックス油性クリーム」、「コムクロシャンプー」*、「ロゼックスゲル」*、「ラピフォートワイプ」、「ミチーガ皮下注用シリンジ」、「デルマクイックHSV」、「アメナリーフ錠」*、「リネイルゲル」、「ベピオローション」 *:適応追加● 4工場連動による生産増加と安定供給体制の強化● 新製品対応を通じた能力の向上および彦根工場の充填包装棟リニューアル完工● 原薬調達の複線化などのリスクヘッジ策の施行● 患者さんの声に応える、デジタル/リアルによる情報提供の仕組みの構築● 皮膚疾患エリアリーダーを軸とした情報提供機能・組織の構築● アジア事業を推進するための事業構想『アジア皮膚科ハブ構想』を策定● 中国における「ファロム」の販売開始、国家医療保険償還医薬品リスト収載● 新領域への新たなプロジェクトの獲得および進展● 巻き爪事業における革新的な治療法の提供● コーセーマルホファーマ株式会社の「カルテHD」シリーズによる化粧品・医薬部外品の事業基盤● スキンケアブランド「iniks(イニクス)」を通じた患者さんへの治療中のスキンケア指導活性化● 新経営理念の策定および社内外への公開 ➡P.1「経営理念と存在意義」● キャリア自律関連の施策の実行 ➡P.33「社会 従業員との関わり」● 社外との対話と信頼の獲得に向けて、活動報告書「マルホレポート」の発行の構築主な取り組みと実績第4次中期計画 (2020年10月〜2023年9月)持続可能な成長と先を見据えた挑戦

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