マルホレポート2023
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Maruho Report 20231385,20985,20912.510,63110,631201896,75496,75489,17189,17188,95488,95413.813.912,34712,34712,33312,3332019202022.795,39095,39096,18496,18417.221,94221,94216,43116,4312021202220232.価値創造の展望 | トップメッセージ*3 臨床開発の相における後期第Ⅱ相試験以降かかわらず、世の中で見過ごされたり、軽視されたりしている面もあります。生き方や価値観が多様化する中で、一人ひとりの「よりよく生きたい」という想いに寄り添い、アンメットニーズに応えていきます。 2023年9月期(2022年10月〜2023年9月)の連結ベースの業績は、売上高961億84百万円(前期比0.8%増)、営業利益62億27百万円(同62.1%減)、経常利益69億67百万円(同53.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益38億66百万円(同51.5%減)です。売上高は1,000億円の大台が見えてきました。 売上面では、当社単体では857億円を計上しました。薬価改定等の影響を受けつつも、新製品によって前期を上回る実績となったことは大きな成果と受け止めています。もうひとつ大きな進展として、マルホ発條工業株式会社グループが初めて100億円を突破しました。 利益面では、主要指標としているコア営業利益*1が前期比で減少しましたが、成長路線回帰に向けた計画的な積極投資によるもので、想定通りの結果です。中長期的な成長を実現するための源泉がコア営業利益であると位置付けているため、主要指標として設定しています。 第4次中期計画の期間を終え、3カ年を通じ私たちは確固たる成果を上げ、多くの患者さんの笑顔に貢献できたと考えています。2023年9月期の売上高は961億円、また全期においてコア営業利益30%以上を達成し、将来の成長につながる投資原資の獲得という意味で、極めて重要な成果が得られました。 また、未来につながる成果として、注力してきた新製品のラインアップを拡大できました。3年間で9製品*2もの承認取得を成し遂げています。また、重要業績評価指標(KPI)とした開発Phase*3以降の新規案件獲得数についても9件を達成し、後期ステージの開発パイプラインを強化しました。厳しい環境の中でも成長のスピードをさらに加速していく準備は完了したと考えています。*1 研究開発費を控除する前の営業利益*2 「ゼビアックス油性クリーム」、「コムクロシャンプー」*、「ロゼックスゲル」*、「ラピフォートワイプ」、「デルマクイック爪白癬」、「ミチーガ皮下注用シリンジ」、売上高/営業利益/営業利益率「デルマクイックHSV」、「アメナリーフ錠」*、「リネイルゲル」、「ベピオローション」 *:適応追加売上高(百万円)営業利益(百万円)営業利益率(%)2023年9月期の業績概要と第4次中期計画の振り返り6.56,2276,227確かな成果を得て新たなステージへ

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