マルホレポート2022
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生産活動18り良い製品をお届けしていくことを目標として打ち出しました。高い品質の医薬品を安定的に提供するための製造ノウハウの蓄積、管理体制の徹底、生産能力の増強や多品種少量生産への対応など、多様化する市場ニーズに即応する安定的かつ機動的な生産体制の構築に取り組んでいます。テムの最適化を実現。2022年4月には、株式会社ローマン工業に「暖かく、風通しが良い」をコンセプトにした新管理棟が誕生しました。 マルホは、今後も4工場体制のさらなる強化を通じて、製品の安定供給を継続していきます。立山製薬工場株式会社彦根工場長浜工場株式会社ローマン工業マルホは、高い品質の医薬品を安定的に供給するという使命のもと、1972年の彦根工場の竣工以降、生産拠点と生産体制の強化に経営資源を積極的に投入してきました。現在も、徹底した品質管理体制と、グループ企業を含む国内4工場体制による国内トップクラスの生産力で、外用剤の製品供給における安心・安全の確保と、患者さんのQOL向上に寄与しています。 マルホがこれからも患者さんに質の高い貢献を続けていくためには、いままで以上に品質にこだわり、不測の事態にも対応できる安定した供給体制を構築することが欠かせません。第4次中期計画では「選ばれ続ける製品・工場」を重点テーマのひとつに掲げ、今後も変わることなく、患者さんやその家族、医療関係者によ マルホは、2022年に操業50周年を迎えた彦根工場を主力拠点とした、長浜工場、グループ企業の立山製薬工場株式会社、株式会社ローマン工業の国内4工場体制で生産活動を行っています。生産計画や保全などの情報を含む各拠点のリソースを統合的に管理・運用することによって、品質の安定化と生産シス安定的かつ機動的な生産体制で医薬品の「品質確保」と「安定供給」を追求「選ばれ続ける工場」を目指して国内4工場の統合的運用で生産システムの最適化を実現

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