マルホレポート2021
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30「ISO14001」認定マーク浸水リスク訓練(彦根工場2020年)平板ブリスターEAGLE-MULTIマルホ発條工業の取り組み社会の一員として、地域環境および地球環境保全のための活動を推進しています。エネルギーの効率的な利用推進のため、冷暖房時の設定温度を夏季28℃、冬季20℃とすることを全社横断で推奨し、啓発ポスターを各拠点に掲出するなど、省エネ意識向上に資する取り組みを推進しています。 彦根工場・長浜工場では、環境マネジメントシステム(EMS)に関する国際規格「ISO14001」を取得しているほか、EMS実行委員会を組織し、様々な活動を行っています。◦ LED照明の導入 CO₂排出量の削減および省エネ活動の一環としてLED照明を順次導入しています。生産部門だけではなく、研究開発施設および立山製薬工場株式会社でも導入を実施しています。◦ 水害発生時の地域環境対策 両工場のある滋賀県のハザードマップに基づき、大雨による浸水リスクへの対策を検討しています。水害による生産リスク回避および近隣住民への環境被害を防止することを目的に、定期的に浸水を想定した訓練を実施しています。◦ クリーンキャンペーン 工場のある彦根市および長浜市において、ボランティアで地域の清掃活動を実施し、環境保全に貢献しています。 グローバル社会の一員として、「ISO14001」および「ISO9001」のほか、医療機器に関する品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO13485」を取得しています。◦ 省エネルギー、省資源の取り組み エネルギーの効率的な利用推進のため、LED照明を順次導入しているほか、冷暖房時の設定温度を夏季28℃、冬季20℃とすることを全社的に推奨し、夏季のクールビズ推進に取り組んでいます。今後も、営業車両のハイブリッドカーの導入とエコドライブの推進を継続し、CO₂の削減に取り組んでいきます。 京都R&Dセンターでは、医薬品の研究開発に係るすべての活動が環境に影響を及ぼすことを認識し、その影響を最小化するために、環境マネジメント活動を推進し、地球環境との調和を目指した取り組みを行っています。◦ 省エネルギー化 空調の省エネモードの活用やCO₂濃度制御の導入、季節ごとの空調湿度設定調整による除湿・加湿負荷低減などを実施し、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。◦ 省資源 会議資料などの電子化や電子署名/電子確認を取り入れることにより、業務の効率化を図るとともに、事務用紙使用量の削減に取り組んでいます。◦ グリーン調達 研究開発活動で使用する製品において、環境への負荷が少ないエコ商品や生分解性プラスチックへの代替を推進しています。◦ 廃棄物削減 研究開発活動において排出される廃棄物の分別を徹底するとともに、化学物質や資材などの産業廃棄物の発生量の削減に努めています。◦ 「脱プラ」への取り組み 機械事業部では紙や石を材料としたサステナブルなブリスター包装機の開発および製造販売を推進しています。また、資源の大量消費の抑制やごみ問題の解決に向け、プラスティックごみの分別を徹底するとともに、社内報でマイボトルやマイバッグの携帯について積極的に呼びかけています。生産拠点における取り組み研究開発拠点における取り組み

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