マルホレポート2021
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◦ 女性の活躍推進 全社共通の指標として、2024年9月までに達成すべき女性管理職比率の目標値を15%以上に設定したほか、部門ごとにそれぞれ課題と「目指すべき姿」を設定し、新たに全社横断的なタスクチームを結成、その実現に向けて独自のセミナーや啓発活動等の施策に取り組んでいます。29● 在宅勤務制度● フレックスタイム制度● 半日単位および時間単位の年次有給休暇● ボランティア休暇制度● ライフイベントによる限定営業社員制度および退職者再雇用登録制度● マタニティ支援休暇および短時間勤務制度、  有給休暇による時間内通院● 出産準備休暇制度● 配偶者の出産休暇制度● 育児休業および短時間勤務制度(小学校4年生まで)● 子の看護休暇、家族の介護休暇制度  (時間単位での取得可能)● 不妊治療に対する積立休暇利用制度● 育児休業者のコミュニティサイト  「まるがもコミュニティ」開設● 保育所利用者のための営業車両通勤の許可● 保活コンシェルジュサービス● 託児所およびベビーシッター費用補助● 社内公募制度● キャリア研修● 自己啓発プログラムマルホの共創えるぼし(第2段階)「女性活躍推進法」に基づき、女性が働きやすい環境を整えている企業として2019年に取得くるみん「次世代育成支援対策推進法」に基づき、「子育てサポート企業」として2007年に取得柔軟な働き方の支援育児と仕事の両立の支援キャリア形成への支援従業員一人ひとりが自律的に成長・活躍できる機会を提供するとともに、誰もが安心して健康的に働くことができる職場環境の整備に努めています。◦ 次世代育成対策の推進 次世代を担う子どもの養育と仕事の両立のため、マルホでは、育児休暇取得を推進しています。特に男性の育児休暇取得について、経営トップからの情報発信および社内広報誌による制度内容の啓発、取得のための制度設計、対象者への案内など、積極的に取り組んでいます。また、昨今では従業員の労働時間にも着目し、部署ごとの常態的な時間外労働を削減する取り組みを進めています。◦ 多様な個性を守る取り組み 相手との違いを理解し、受け入れる(Diversity and Inclusion)という観点で、「グローバル」をテーマにした取り組みを開始しています。マルホ発條工業の取り組み◦ 女性活躍推進、次世代育成支援対策 推薦および公募により集まったメンバーから成るタスクチームを発足し、グループディスカッションやランチミーティング等を通じて女性活躍推進等に対する意識の向上と人材交流・ネットワークの構築に努めています。また、タスクチームで議論された意見は、経営会議等で報告、議論され、女性活躍推進等の取り組みとして採用されています。南丹広域振興局主催の「子育て応援フェスタ」に協力し、パネル展示するとともにパネリストとして登壇しました。◦ 多様な働き方の推進 あらゆる従業員が個々のライフスタイルに合わせた多様な働き方を推進・支援する制度および環境を整備しています。 従業員の健康維持・向上の実現を目指し、「健康経営」の取り組みを推進しています。 メンタル不調の予防および早期発見、早期対応を目的に年1回のストレスチェックを実施しているほか、全社禁煙に取り組んでいます。さらに、労働時間を適切に管理し、長時間労働を解消するために、3か月連続して月30時間を超える時間外労働が発生する部署および年間540時間を超える時間外労働が発生する個人をゼロにすることを目標にしています。その他、健康増進活動をサポートするアプリの導入など、従業員およびその家族の健康維持・向上に資する取り組みを順次拡大していきます。◦ 障がい者の雇用と活躍の推進 障がいのある方が安心して働くことができる職場環境の提供と、発達障がい特性のある従業員にジョブコーチを活用するなどして、各自の能力を最大限に発揮することができる就業支援を行っています。また、適性や希望に応じた特別支援学校からの実習受け入れのほか、採用3年後の正社員への転換などを実施しており、2020年に京都府障がい者雇用推進企業「京都はあとふる企業」に認定、2021年に「令和3年度障害者雇用優良事業所知事表彰」を受賞しました。ダイバーシティの推進ワークライフバランスの推進健康経営の推進

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