- 演者:
- ふくろ皮膚科クリニック 院長 袋 秀平 先生
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袋 秀平 先生 抄録
発生してしまった褥瘡の治療は、①外力の除去②栄養や全身状態の改善③適切な局所治療の3点に配慮して行うとうまくいくのですが、①から③までそれぞれに専門的な知識や技術が必要です。在宅には病院のような褥瘡対策チームがないので、様々な職種、スタッフを集めて連携しなくてはなりませんが、なかなか難しいのが現実です。皮膚科医は局所治療のスペシャリストですが、残念なことに在宅褥瘡治療の現場にいつも皮膚科医がいるとは限りません。少しだけ勉強していただければ皮膚科医以外でも適切な外用薬の選択はできるようになると思います。今回は皮膚科医の立場から、主に褥瘡の外用治療にスポットを当ててお話をいたします。