講演
- 演題:
- 地域で取り組む乾癬診療 〜患者ニーズに応える双方向連携〜
- 演者:
- 東邦大学医学部 皮膚科学講座 講師 橋本 由起 先生
- パネルディスカッション:
- 双方向連携の実現に向けての課題と解決策
- パネリスト:
- 医療法人社団明朋会 増田外科 武田 朋子 先生(皮膚科専門医)
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乾癬治療における生物学的製剤は、日本皮膚科学会が認定した承認施設で導入治療が行われている。一方、維持治療についてはクリニックでも可能であり、「承認施設(基幹病院)で治療が開始され、良好なコントロールが得られ、かつ日常診療で承認施設との病診連携が的確に行われているという条件下で施行する。」と規定されている。慢性疾患である乾癬患者の通院負担は大きく、コントロール良好であれば最寄りの医療機関で維持管理することが望ましいと考える。本セミナーでは、東邦大学医療センター大森病院と地域医療機関との生物学的製剤使用患者に対する病診連携について紹介し、患者の治療満足度向上を目指した地域単位で取り組む乾癬診療について考察したい。