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基礎からわかる外用剤

年齢による違い

小児の経皮吸収性

成人と比較して、小児の角質細胞は小さくて角質層の厚さも薄いなどの理由から、小児の経皮吸収性は一般的に成人よりも高いと考えられます。そのため、日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン(2009年)6)でも小児に適用するステロイドのランクは低く設定されています(参考)。

参考: 日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン(2009年)(一部抜粋)

乳幼児・小児

原則として、皮疹の重症度が重症あるいは中等症では、表2に示したよりも1ランク低いステロイド外用薬を使用する。ただし、効果が得られない場合は十分な管理下で高いランクのステロイド外用薬を使用する。

表2. 皮疹の重症度とステロイド外用薬の選択

  皮疹の重症度 外用薬の選択
重症 高度の腫脹/浮腫/浸潤ないし苔癬化を伴う紅斑、丘疹の多発、高度の鱗屑、痂皮の付着、小水疱、びらん、多数の掻破痕、痒疹結節などを主体とする 必要かつ十分な効果を有するベリーストロングないしストロングクラスのステロイド外用薬を第一選択とする。痒疹結節でベリーストロングクラスでも十分な効果が得られない場合は、その部位に限定してストロンゲストクラスを選択して使用することもある
中等症 中等度までの紅斑、鱗屑、少数の丘疹、掻破痕などを主体とする ストロングないしミディアムクラスのステロイド外用薬を第一選択とする
軽症 乾燥および軽度の紅斑、鱗屑などを主体とする ミディアムクラス以下のステロイド外用薬を第一選択とする
軽微 炎症症状に乏しく乾燥症状主体 ステロイドを含まない外用薬を選択する

■引用文献

  • 日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会, 日皮会誌, 119,1515-34,2009

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