- 演者:
- 帝京大学医学部 皮膚科学講座 主任教授 多田 弥生 先生
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多田 弥生 先生 抄録
アトピー性皮膚炎(AD)において、初の生物学的製剤であるデュピルマブ(抗IL-4/13受容体抗体)が登場し、AD治療は新たな時代を迎えている。但し、AD治療の基本が抗炎症外用薬や保湿剤を用いた外用療法であることは変わらず、生物学的製剤使用時においても抗炎症外用薬や保湿剤の併用が重要となる。そこで、プロトピック軟膏の薬理作用(抗炎症、止痒作用など)や好適部位(顔面や頸部など)といった特徴を踏まえ、生物学的製剤との併用方法を含め、プロトピック軟膏をAD治療に上手く用いる方法を提案したい。