- 演者:
- 浅井皮膚科クリニック 院長 浅井 俊弥 先生
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浅井 俊弥 先生 抄録
高齢者、特に在宅においては、皮膚疾患が問題になることが予想以上に多く、その頻度は訪問看護ステーションへのアンケート調査によれば、36%で頻繁に、48%でしばしば、との結果であった。中でも感染症の頻度は高いが、鑑別すべき疾患や治療薬の選択に迷うことも少なくない。今回の講演では、在宅でよく経験する以下に挙げるような皮膚感染症について概説する。
- 湿疹か真菌感染症かの鑑別が必要な足および陰部の病変
- 爪とその周囲のトラブル
- 帯状疱疹の診断と治療
- 紅斑症との鑑別が必要な丹毒などの細菌感染症
皮膚疾患の診断・治療に悩む在宅医の先生方や、在宅医療に携わる薬剤師・看護師の皆さまのお役に立てば幸いである。