車いすの上での座りなおし

※写真では見やすくするため、肘<ひじ>掛けを上げています。

(1) 車いすは動かないようにロックしておきます。膝(ひざ)の下に手を入れて片足を持ち上げます。 車いすの上での座りなおし(1)
(2) 右手で膝(ひざ)を持ち上げたまま左手をおしりの下に入れ、背もたれの方へ押します。逆の足も同様にします。 車いすの上での座りなおし(2)
(3) 最後までいったら左右のペダルを戻します。 車いすの上での座りなおし(3)
(4) ずれ※がないかを確認します。 車いすの上での座りなおし(4)

※ずれとは、体を動かすときに皮膚の表面と皮膚の内部が互い違いになることです。皮膚にずれが起こると、皮膚の中では筋肉から皮膚に向かう血管が引き伸ばされて細くなるため、皮膚の血行が悪くなり、褥瘡(床ずれ)になりやすくなります。

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