減増増87,287202411,17820246.経営成績および財務 | 経営成績および財務分析医薬品事業(主に医療用医薬品の製造・販売)の分析その他事業の分析血行促進・皮膚保湿外用剤「ヒルドイド」ヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体「ミチーガ」尋常性ざ瘡治療剤「ベピオ」マルホ発條工業株式会社等のばね・医療機器部品・機械事業により、売上高は111億78百万円(前期比11.1%増)、セグメント利益は5百万円(前年は1億67百万円のセグメント損失)となりました。2025年9月期は、ばね事業におけるアジア拠点の基盤強化・原価改善、医療機器事業におけるアセンブリー案件の立上げ、ステント量産技術構築や機械事業における重点商品の拡販等により、売上110億87百万円、営業利益4億96百万円を見込んでいます。マルホグループの主たる事業領域である日本国内の医療用医薬品の市場は、抗悪性腫瘍剤等の売上が増加したことで穏やかな回復基調で推移しました。また、その他の事業領域であるばね・医療機器部品・機械業界においては材料、部品価格の高騰の影響等を受けました。このような状況下、当連結会計年度における売上高は983億68百万円(前期比2.3%増)となりました。また、営業利益は135億53百万円(同117.6%増)、経常利益は129億90百万円(同86.4%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は104億43百万円(同170.1%増)となりました。薬価改定新たな治療方法の提供新たな剤形となる乳剤性ローション剤を提供アトピー性皮膚炎、ざ瘡、乾癬、ヘルペス、多汗症を主力領域とし、効率的な資源配分と患者さん個々のアンメットニーズに真摯に応えていくことで、薬価改定や長期収載品の選定療養等による売上高の減少を最小限に留め、今後の成長基盤を築いていきます。アトピー性皮膚炎のかゆみを対象とした抗体医薬品「ミチーガ」をはじめとする新製品群の早期市場浸透を図ることで、売上高941億58百万円(前期比4.3%減)を見込んでいます。売上高(百万円)売上高(百万円)製品名要因売上高セグメント利益売上高セグメント利益売上の増減Maruho Report 20245380,71780,7178,4822019201920202021202220202021202287,72486,24180,8499,6769,2708,1558,15586,29210,06020232023872億87百万円(前期比1.2%増)135億24百万円(同112.2%増)111億78百万円(前期比11.1%増)5百万円(同1億67百万円の損失)経営成績2024年9月期の実績2025年9月期の見通し
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