Maruho Report 2024
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 マルホの企業価値最大化を図るため、直面する、あるいは将来発生する可能性のあるリスクを識別し、適切なリスク管理サイクル(PDCAサイクル)を構築・推進することにより、リスクの回避または低減を図っています。マルホが定めるリスク管理規程におけるリスクとは、マルホの収益や損失に影響を与えるような不確実な事象の中で、PDCAサイクルの手法を用いた全社横断的な管理が必要であり、リスク管理委員会が指定したものとしています。コード・オブ・プラクティス等 法令・社会規範等の遵守、企業の社会的責任の遂行、また日本製薬工業協会(以下、製薬協)が定める「製薬協コード・オブ・プラクティス」や、「医療用医薬品製造販売業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」等の自主規範などの遵守に関わるリスク。その他のリスク 情報管理リスク・人事リスク・風評リスク・災害リスク等、 役員および従業員は、自らの行動、そして会社業務としての活動において、「マルホ コンプライアンス行動規準」を遵守します。マルホは、事業活動を行う上で、民法、会社法、独占禁止法等の一般法令、医薬品医療機器等法をはじめとするさまざまな事業関係法令等を遵守し、反社会的勢力、団体とは一切の関係を持たず、それらの不当な要求に屈することなく、断固として対決します。生命倫理を含めた高い倫理観と良識を持ち、一人ひとりが自覚を持って自らの使命を認識し、行動することを宣言しています。  私たちは、製品の研究・開発・製造・販売等のさまざまな過程においてグループ会社または委託先に業務を委託した場合であっても、最終的な責任は私たちが担うことを自覚し、グループ会社または委託先と一体感をもって対応します。推進体制 マルホでは、リスク管理委員会がコンプライアンス推進活動の中心的役割を担っています。  当委員会は、委員会が指定した全社横断的な管理が必要なリスクについて、PDCAサイクルの手法で、コード・オブ・プラクティス委員会や担当部署が管理するよう指示し、全社統括的なコンプライアンス推進を図っています。マルホにとって重要または発生頻度が高く、PDCAサイクルの手法を用いた全社横断的な管理が必要なリスク。 推進体制として、リスクに関する啓発・教育・自主点検の計画・立案、実施、報告をするとともに、リスク管理に関するPDCAサイクルが有効に機能していることを客観的に評価するために、内部監査部が「内部監査規程」によりモニタリングを実施しています。また、「全社横断リスク(全社横断的な管理が必要なリスク)」と「事業リスク(戦略・事業計画を推進する上でのリスク)」に分類して管理しています。リスク管理委員会が管理している「全社横断リスク」啓発の取り組みとして、各リスクの担当部署からの啓発記事を社内ポータルサイトに掲載、並行してeラーニングテストを実施しています。全社横断リスク一覧労務管理/災害、感染症/情報セキュリティ/特許・商標侵害/コード・オブ・プラクティス等/利益相反マネジメント/臨床研究法/メディアによる風評/社用車運転管理/ハラスメント内部通報制度(マルホホットライン) マルホはコンプライアンス経営を徹底するため、法令等に抵触する行為について、直接相談あるいは通報できる内部通報窓口として「マルホホットライン」を社内および社外に設置・運用しています。制度の重要性や秘密保持、通報者保護を含む情報発信やeラーニング等による制度の理解促進と窓口の継続的周知を行っています。2024年9月期の社内外からの通報件数は14件(社内窓口12件、社外窓口2件)でした。推進体制図その他のリスクコード・オブ・プラクティス1.マルホの存在意義2.価値創造の展望3.価値創造の戦略4.特集:笑顔のために5.持続的な成長の基盤6.経営成績および財務担当部署コード・オブ・プラクティス全従業員リスク管理委員会委員会取締役(社外取締役法務部を除く)委員長委員会事務局製薬協に登録するコンプライアンス管理責任者7.会社情報Maruho Report 202444リスク・マネジメントコンプライアンス

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