Maruho Report 2024
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2022年10月に経営理念を刷新してから2年が経過しました。従業員一人ひとりへの浸透に努め、さまざまな取り組みを行っています。一つの例として、モアスマ(More Smiles)と呼ぶ従業員エンゲージメントサーベイを実施しました。経営理念の浸透度・実践度と課題を浮き彫りにし、タウンホールミーティングを開いて課題の真因や解決策を経営陣と従業員が真剣に議論しています。そこで出てきたアイデアを実際に制度や行動へ反映し、新たな課題を次のモアスマで発見するというサイクルを丁寧に回しています。このような取り組みの結果、経営理念で掲げているミッション、そしてバリューが徐々に浸透してきていると感じます。例えば、これまで当社の従業員は異なる意見をぶつけ合う、いわゆるヘルシーコンフリクトが比較的苦手でした。それが、少しずつではありますが、それぞれがおかしいと感じたことを言い合える風土が醸成されつつあると受け止めています。衆知、つまり大勢の知識や意見を結集することで、より良い組織にしていけると確信しています。経営理念を体現した成果として、2024年6月に小児のアトピー性皮膚炎のかゆみなどに対する抗体医薬品「ミチーガ皮下注用バイアル」を発売しました。発売以来、皮膚科にとどまらず小児科などさまざまな診療科の先生方を通じて患者さんの声をお聞きしています。「かゆみが改善して勉強に集中でき、難関志望校に合格した」「プールの授業が嫌じゃなくなり楽しくなった」「部活動に励むようになった」「夜にかかなくなって、親も熟睡できるようになった」など嬉しい声が届いています。従業員は、患者さんがかゆみという症状を乗り越えて笑顔になるために働けている喜び、そして我々がミッションとして掲げる「あなたといういのちに、もっと笑顔を。」の実現を実感しています。ミッションそしてバリューを指針として、一人ひとりの「より良く生きたい」という想いに寄り添った取り組みを引き続き進めていきます。2.価値創造の展望3.価値創造の戦略4.特集:笑顔のために5.持続的な成長の基盤6.経営成績および財務7.会社情報Maruho Report 202412経営理念・企業文化と将来像従業員それぞれの幅広い知識や意見を結集ミッションとバリューを指針にスペシャリティファーマとして人々に笑顔をもたらすために。皮膚科学の

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